【転職ニュース所感】2025年12月
2025年転職市場を振り返る──AI元年が変えたもの
今月のサマリー
- 2025年の年間転職者数が350万人超──日本の転職市場が完全に成熟した年
- AIエンジニア平均年収988万円──学歴に関係なくAIスキルで年収1000万円が視野に
- コードテスト導入企業が前年比2.8倍──「当日の実力」を測る採用に変わりつつある
- Z世代の86%が「成長環境」を最優先──学歴より「何を学べるか」で会社を選ぶ文化が定着
2025年12月、1年間を振り返る時期が来た。この1年で転職市場に何が起きたかを一言で表すなら「AI×転職が市場を変えた年」だ。転職者数が350万人を超え、AIエンジニアの平均年収が1000万円に迫り、コードテストが普及し、Z世代が「学歴より成長環境」を選ぶ時代になった。2025年は転職史の転換点として刻まれるだろう。
厚生労働省の推計で、2025年の年間転職者数が350万人を超え、過去最高を更新することが明らかになった。コロナ後の働き方改革、生成AIの普及によるキャリア変化、ジョブ型雇用の普及が重なり、転職が「特別なこと」から「普通のこと」に変わったことを示す数字だ。
dodaが発表した2025年転職年収ランキングで、AIエンジニアが初めて1位を獲得し平均年収988万円を記録した。機械学習エンジニア・データサイエンティスト・AIプロダクトマネージャーなども上位にランクインし、AI関連職種が転職市場で最高評価を得る職種として確立された。
学歴に関係なくAIスキルがあれば年収1000万円が視野に入る時代が来た。AIエンジニアの採用において、出身大学より「GitHubのコード」「実際に作ったAIモデル」が評価される。日東駒専出身者がAI関連スキルを習得し転職することは、最もROIの高いキャリア戦略と断言できる。
GoogleやAmazonなどが長年採用してきたコーディングテスト・ケース面接・論理テストを、日本の大手企業が積極的に導入し始めた。前年比2.8倍の企業がコードテストを選考に採用しており、「当日の実力勝負」の採用文化が日本企業にも浸透しつつある。
学歴より「当日の実力」を測る採用に変わりつつある。コードテストもケース面接も、練習すれば誰でも対策できる。逆に言えば、学歴フィルターがなくなった分だけ「実力のある日東駒専生」が通過できるようになった。GAFAM流採用の普及は、日東駒専にとって最も歓迎すべき変化だ。
日本企業における外国籍社員のマネジメント職採用が前年比55%増と急増。グローバル人材の採用では「実績・英語力・リーダーシップ」が評価基準になり、日本国内の大学ランキングに基づく学歴フィルターが実質的に機能しないケースが増えている。
日本的な学歴・新卒重視の採用文化が崩れ始めている。外国籍社員が増える職場では「日本の大学ランキング」という基準自体が意味を持たなくなる。グローバル環境での採用は純粋な実力勝負──日東駒専出身者にとって、グローバル企業・外資系企業への転職は最も公平な機会が得られる場所だ。
マイナビがZ世代(1997〜2010年生まれ)を対象に行った転職観調査で、86%が転職先を選ぶ際の最優先事項として「成長できる環境があるか」を挙げた。給与・知名度・安定性よりも「学べる環境」を重視する傾向が世代全体に定着しつつある。
世代が変わり、学歴よりも「何を学べるか」で会社を選ぶ文化が定着しつつある。Z世代の86%が成長環境を最優先にするということは、採用する企業側も「成長機会の提供」を打ち出すようになる。学歴より「何を学び、何ができるようになったか」がキャリアの核心になる時代がすでに始まっている。
2025年まとめ──AI×転職が市場を変えた年
2025年はAI×転職が市場を変えた年として転職史に刻まれるだろう。転職者数350万人超、AIエンジニア平均年収988万円、コードテスト普及、外国籍マネージャー急増、Z世代の「成長優先」──これらのデータが示すのは、「学歴フィルターが実質的に崩れ始めた」という事実だ。
スキルと実績が採用の主軸になった転換点として、2025年は記憶されるだろう。2026年はさらにこの流れが加速する。日東駒専出身者が動くなら、まさに今だ。
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日本の転職市場が完全に成熟した年として2025年は記憶されるだろう。350万人という数字は、日本の就業者の約5%が転職したことを意味する。「転職はリスク」という価値観は過去のものになった。転職が「当たり前の選択肢」になった今、日東駒専出身者が転職で逆転を狙う環境は過去最高に整っている。