2026年3月は、春闘の回答結果が転職市場に直接波及した月でした。大手製造業が5%超の妥結を達成する一方で、中小・非製造業には恩恵が届かず、「賃上げしてくれない会社」からの転職相談が過去最高を記録しました。今月のニュース5本を、日東駒専・転職目線で解説します。
連合が集計した2026年春闘の第1回集計結果によると、大手製造業を中心に平均5.34%の賃上げ回答が出揃った。3年連続で5%超を達成したことで、日本の賃上げトレンドが定着しつつあることが示された。
JOB PALETTEへの3月の転職相談件数が前月比67%増となり、過去最高を記録した。相談者の約7割が「春闘の結果を見て転職を決意した」と回答しており、春闘の結果が転職行動の直接的なトリガーになっていることが浮き彫りになった。
春闘の結果に失望した層が転職に動く3月は、エージェントへの相談が集中します。このタイミングでエージェントに相談した人は求人との鮮度マッチングが高く、内定率も上がります。「今年も据え置きか…」と感じた方は、迷わず相談を。
2026年第1四半期のベンチャーキャピタルによる国内スタートアップへの投資総額が前年比38%増となり、過去最高を更新した。調達した資金の多くが採用予算に充てられており、エンジニア・営業・CSなど幅広い職種での採用が活発化している。
スタートアップが採用を積極化している今こそ、学歴不問の転職チャンスです。資金調達直後のスタートアップは採用意欲が最高潮で、スキルと熱意が評価されやすい環境にあります。大学名より「何ができるか」が問われる世界での勝負どころです。
Indeed Japanの求人データによると、週4勤務可能な求人が前年比145%増と急増した。フルリモート可の求人も引き続き増加しており、「年収アップ+働き方改善」を同時に実現できる求人が増えている。
転職で「年収」だけでなく「働き方」も変えられる時代になりました。週4勤務・フルリモートなら、副業やスキルアップの時間も確保できます。総合的な待遇改善を目指した転職は、年収だけを追いかけるよりも満足度が高い傾向があります。
AnthropicとOpenAIの日本法人が相次いでエンジニアの大量採用を発表。採用基準はスキルテスト・ポートフォリオ重視で、学歴要件を明示していない求人が大半を占める。GAFAMに匹敵する待遇を提示するケースも増えている。
GAFAM以外にも「学歴不問・実力主義」の外資AI企業という選択肢が生まれました。Anthropic・OpenAIはGAFAMより採用人数は少ないものの、報酬水準は同等以上。AIスキルと英語力を磨けば、日東駒専から直接トップ外資に入れる可能性があります。
3月は「春闘の明暗」が転職市場に直接波及した月でした。大手5%超の妥結が報じられる中で、恩恵を受けられなかった中小・非製造業勤務者の転職相談が殺到。同時にスタートアップとAI企業の採用急増が重なり、転職市場全体の需要が急騰しました。
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大手は5%超でも、中小・非製造業は2〜3%止まりという格差が生じています。在籍している会社が中小・非製造業なら、転職での年収アップが現実的かつ効果的な選択肢になります。大手への転職で一気に賃上げ格差を取り戻すことも十分可能です。