シニアの転職では「年収が下がる」というイメージが定着しています。確かに全体的な傾向としては年収ダウンになるケースが多いのも事実ですが、条件と戦略次第で年収アップも十分に可能です。
年収アップが実現しやすいケース
専門資格・技能を持っている
施工管理技士・電気工事士・危険物取扱者など、希少性の高い資格と経験を持つ場合、人材不足の業界では現職より高い条件を提示されることがあります。
人材不足の業種・職種に転じる
製造・建設・物流・介護などは慢性的な人手不足が続いており、採用コストを上げても即戦力が欲しい企業が多くあります。
非公開求人・企業開拓ルートで転職する
求人サイトに出ている求人は競合が多く、給与交渉がしにくい傾向があります。エージェントが直接開拓した求人では、採用ニーズが明確で条件交渉の余地が生まれやすい場合があります。
小規模から成長企業への転職
大企業から中小・ベンチャーに移る場合、給与テーブルが柔軟なため、経験値に合わせた条件設定がされやすいです。
年収交渉のポイント
現職の給与を正直に伝える
エージェントを通じた転職では、現在の年収を正直に伝えることが基本です。それをベースに「最低限維持したい額」「理想の額」を整理しておきましょう。
「年収」ではなく「月収×ボーナス」で比較する
年収が同じでも、月給が高くボーナスなしの企業と、月給は低くてもボーナスが手厚い企業では実感が異なります。総支給額の内訳を確認しましょう。
入社後の昇給ルールを確認する
入社時の給与だけでなく、「1年後・3年後にどうなるか」の見通しを確認することも大切です。昇給ルールが明確な企業を選ぶと長期的に有利です。
交渉は入社承諾前が唯一のタイミング
内定を受け取ったら、条件確認・交渉は承諾前のこのタイミングのみです。入社後の交渉は難しいため、遠慮せずにアドバイザーを通じて交渉しましょう。
まとめ
年収アップ転職はシニアにとっても不可能ではありません。重要なのは、自分の強みを正しく評価してくれる企業・職種を選ぶことと、交渉を専門家に任せることです。まずは現状の整理から始めましょう。