28歳という年齢は、転職市場でどう見られるか
「もう28歳だから遅い」と感じている方は少なくありません。ですが、20代後半は転職市場でまだ十分に見られる年齢です。企業が見ているのは年齢そのものより、「これからの数年をどう積んでいくか」という伸びしろの部分です。同期がすでに主任や係長になっていることと、あなた自身の転職の可否は、直接は関係ありません。
むしろ重要なのは、バンド解散から今までの時間をどう説明するかです。何もしていなかったわけではなく、活動の中で得た経験と、区切りをつけてからの動き方の両方を、面接で言葉にできる状態にしておくことが必要です。
バンド解散後、最初の30日でやること
- 活動歴の棚卸し——集客、SNS運用、物販、スケジュール調整など、バンド活動でやっていたことを具体的に書き出す
- 解散後の空白期間の整理——アルバイトの内容や、次に進むために考えていたことを言語化する
- 職務経歴書の下書き——棚卸しした内容を、企業が評価できる職種のことばに翻訳する
- 当事者アドバイザーへの相談——一人で整理しきれない部分を、面談で一緒に言葉にする
順番のポイントは、いきなり求人に応募しないことです。棚卸しと翻訳を先に済ませておくことで、面接での受け答えに一貫性が生まれます。
「アルバイトのみ」の職歴をどう書くか
職務経歴書に「アルバイト」とだけ書いてしまうと、企業側はそこで思考を止めてしまいます。大切なのは、アルバイトの中でどんな役割を担っていたかを具体的に書くことです。あわせて、バンド活動の期間も「空白」ではなく、活動内容がわかる形で職歴として記載します。
Before
2018年〜2026年 アルバイト(飲食店、コンビニ、イベントスタッフ等)
After
2018年〜2026年 バンド活動と並行してアルバイトに従事
・飲食店では新人スタッフの教育・シフト管理を担当
・イベントスタッフでは搬入から進行管理まで現場運営を経験
・並行してバンド活動で集客・SNS運用・物販を担当(詳細は職務要約に記載)
アルバイトとバンド活動、それぞれの中身を分けて書くことで、「何もしていなかった期間」ではなく「複数の役割を並行してこなしていた期間」として伝わります。
まとめ
28歳、職歴アルバイトのみでも、正社員は目指せます。必要なのは、活動歴の棚卸しと、それを企業のことばに翻訳する作業です。一人で整理するのが難しい場合は、当事者アドバイザーとの面談から始めてください。

