SHIGOTO COLUMN

学芸員とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 専門職・クリエイティブ

学芸員資格を持った専門職員として、博物館や美術館などで、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学についての資料を収集、保管、展示するとともに関係する調査研究を行う。

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学芸員とはどんな仕事?

学芸員資格を持った専門職員として、博物館法で定められた博物館や美術館などで、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学についての資料を収集、保管、展示するとともに関係する調査研究を行います。

様々な資料(実物、標本、模写、模型、文献、図表、写真、映像など)を収集し、整理・保存します。資料について専門的な調査研究を行い、解説や目録を作成して展示します。文化財の発掘・調査・研究、動植物の収集など、野外で調査研究活動を行うこともあります。調査・分析を通じて発見した新事実などを学会・学術雑誌・出版物などで発表します。

また、常設展示の他にも特別展示、講演会、講座などのテーマを企画、実施します。更に必要な資料や展示物のリストを作成し、館内にない資料や展示物を他の博物館等と交渉して借用し、場合によっては購入することもあります。展示物のレイアウト、装飾を指示して会場を設営するほか特別展示に関するポスターを作製したり、インターネットによる情報提供などの広報活動を行います。展示期間中には、利用者サービスの一環として解説等を行うこともあります。生涯学習への関心の高まりから、市民のニーズに合う展示の企画など、学芸員の役割は重要になっています。

なお、博物館法上の博物館に該当しない施設では、教員・研究員や専門職員がその職務の一部として学芸員相当の職務を担当しています。

よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 様々な資料を収集し、整理・保存する。(実施率 100%)
  • 集めた資料の目録を作り、解説をつけて展示する。(実施率 98%)
  • 特別展示、講演会、講座などのテーマを企画し、必要な資料や展示物のリストを作成する。(実施率 98%)
  • 展示期間中、一般閲覧者への質問に応対し、解説をする。(実施率 98%)
  • 予算の申請や管理をする。(実施率 98%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、学芸員の年収は583.3万円、平均年齢は41.7歳、月間労働時間は158時間です。

有効求人倍率は0.21で、求人賃金(月額)は22.6万円となっています。

未経験から学芸員になるには?

学芸員になるためには、原則として博物館法によって定められた資格が必要です。大学で博物館に関する科目の単位取得をし、学士号をもつ人に資格が与えられます。また、大学に2年以上在学し、所定の単位を修得し、3年以上学芸員補の職にあった場合や、学芸員資格認定を受ける方法もあります。

資格を取得した上で、博物館等に任用されることで学芸員になることができます。

入職に際しては、公務員等として採用される方法と私立博物館などに就職する方法があります。公務員の場合、自治体の採用試験に合格する必要があるが、最初から学芸員として採用される場合と、事務職員・技術職員から任用される場合があります。私立博物館では、学芸員の有資格者の中から研究業績を認められて採用される場合が多い。

入職後のキャリアについては、主任学芸員や博物館長など学芸員分野での昇進の道がある他、社会教育行政に携わって行政職員としての昇進の道を進む場合もあり、それぞれの自治体で学芸員がどのように位置づけられているか、という点と本人の意思によって決まります。

この職業においては、自分の専門領域に関する研究能力が必要です。更に、自分の専門領域を一般市民や学生へわかりやすく説明する能力も求められます。

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