住宅・学校・オフィスビル・工場などの建築現場において、施工が適正かつ計画どおりに行われるよう建築工事の監督・指導を行う。
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住宅・学校・オフィスビル・工場などの建築現場において、施工が適正かつ計画通りに行われるよう建築工事の監督・指導を行います。
施工図を基に、使用する機材や必要な作業員の人数、工期などを検討し、詳細な施工計画を立てります。建築工事には様々な職種の業者が下請に入るため、これらの選定、工事費や工期の調整を行います。
工事開始後は進捗状況を常に把握し、工事の品質を確認しながら必要な指示を行います。また、施工に当たっては、事故や労働災害がないように配慮が必要であるため、工事を行う施設や作業方法を事前に検討し、作業員の教育を行うなど適切な安全管理を行います。工事中は騒音・振動など近隣に悪い影響を与えないように十分に留意し、必要な場合は調整を行うこともあります。工事終了後は所定の手続を行い、建築物を発注者に引き渡します。
建築工事の分野の多様化、分業化が進んでいるため、建築施工管理技術者は現場での監督・指導を行い、調査・計画・設計は建築設計技術者が行うのが一般的です。
また、建築物の耐震診断や改修、文化財の保護等の分野でおいても建築施工管理技術者の活躍の場が広がっています。
よく使う道具、機材、情報技術等
作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 近隣住民からのクレームに対応する。(実施率 100%)
- 作業上の諸問題を解決したり、仕事の割り当てを決めるために作業員とコミュニケーションをとる。(実施率 97%)
- 進捗状況を常に把握し、工事の品質を確認しながら必要な指示をする。(実施率 97%)
- 工事内容や工程の変更に伴い、見積書の提出や下請け業者との折衝を行う。(実施率 97%)
- 設計の意図や不明点を確認するため、設計者と打ち合わせする。(実施率 97%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、建築施工管理技術者の年収は679.1万円、平均年齢は43.4歳、月間労働時間は166時間です。
有効求人倍率は8.56で、求人賃金(月額)は33.3万円となっています。
未経験から建築施工管理技術者になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校、専門学校、大学で建築系の学問を専攻し、構造力学、建築材料などの知識を習得してから入職するのが一般的です。
建築現場で施工管理を行うには、建築学の知識に加えて、建設業法をはじめとして道路交通関係、公害防止関係、危険物関係の法令など施工管理にかかわる法令や、工事を安全に行うための労働基準法、労働安全衛生法など労働関係法令についての知識も必要となります。
関連する資格には「建築施工管理技士」と「建築士」、「技術士」(建設部門)があるが、資格を取得している又は、一定の実務経験を積むと、大規模な現場に配置が義務付けられている監理技術者になることができます。
数十人から数百人の様々な職種の作業員を指揮し監督するため、指揮力、統率力、協調性と強い意志が求められます。また、予想外の施工上の問題点や事故、災害などが発生する可能性もあるため、物事を順序立てて考える習慣や、突発的な問題が生じても冷静に対処できる能力、先を読む力が要求されます。屋外での作業が多いため、一定の体力も必要です。
関連する資格
- 一級建築士
- 二級建築士
- 木造建築士
- 1級建築施工管理技士
- 2級建築施工管理技士
- 技術士(建設部門)