SHIGOTO COLUMN

造園工とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 農林漁業

日本庭園や集合住宅等の緑地を設計し又は設計図により工事を指揮監督するとともに,自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行う。

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造園工とはどんな仕事?

日本庭園や集合住宅等の緑地を設計し又は設計図により工事を指揮監督するとともに自ら作業を行い、完成後はその維持管理を行います。

造園の注文を受けたら、まず、注文者の要望に合わせて図面を作成し、土地の測量、地割(じわり)を行って施工計画を立てります。公共工事の場合など、設計は役所や設計会社が行う場合も増えてきています。

実際の造園工事は、人力やブルドーザーなどの建設機械を使って開墾、切土(きりど)、盛土(もりど)、除草、客土(きゃくど)を行い、地盤を整備することから始めます。次に、給水・排水や照明灯など地下配線のための配管やケーブル線を敷地の地下に埋めるが、この作業は専門の業者に委託して行うことが多い。

庭の中に園路を作る場合はその位置を決め、滝、流れ、池を造るため土を掘り下げ、その土を使って地面を盛り上げて山をかたどった築山(つきやま)を造ることもあります。石を敷いたり組んだりした後、樹木を植えます。植栽に適した時期が樹木によって違うことを考慮に入れ、あらかじめ工期・工程を考えて行います。

植栽と前後して竹垣や東屋(あずまや)など工作物の工事をし、芝や下草、草花の植え込みをしてから整地、清掃などの仕上げをして庭造りを完了します。

また、完成した庭や緑地をよい状態に保つメンテナンス作業は造園工の大切な仕事です。定期的に樹木の剪定(せんてい)、刈込や芝の手入れをし、病虫害の防除や施肥(せひ)、土壌改良などを行います。

近年、造園工の仕事は、庭園、公園、緑地を一から作る仕事よりも維持管理の仕事が多くなっており、定期的な樹木の剪定、伐採、刈込、除草、芝刈りなどを行う機会が多い。

よく使う道具、機材、情報技術等

ブルドーザー、小型移動式クレーン、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 樹形作りのため、樹木を整枝・剪定・伐採する。(実施率 91%)
  • 造園した庭を定期的に点検し、樹木の剪定や芝の手入れ、病虫害の防除や施肥などのメンテナンスをする。(実施率 91%)
  • 芝や下草、草花の植え込みをしてから、除草や清掃などの仕上げをする。(実施率 89%)
  • 庭や樹木の消毒をする。(実施率 84%)
  • 使用する重機や器具のメンテナンスや管理をする。(実施率 82%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、造園工の年収は360.8万円、平均年齢は49.1歳、月間労働時間は167時間です。

有効求人倍率は1.92で、求人賃金(月額)は25.7万円となっています。

未経験から造園工になるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、高校、専門学校、短大、大学等で、造園、花卉園芸(かきえんげい)や設計、測量、施工法などを学んでから入職する人もいます。

入職後は、現場での作業や技能講習会などで知識や技術を身につけ、経験を積みながら必要な資格を取得し、一人前の仕事ができるようになっていきます。関連資格として、厚生労働省の定める技能検定の「造園技能士」や、国土交通省が認定する「造園施工管理技士」があり、造園工事の設計から施工管理までの知識、技能を審査します。

造園工が造園工事の全てを自ら行うことは少ないが、地盤整備などに使用する各種建設機械の運転免許、石組、植栽作業の際の玉掛や小型移動式クレーンの資格が必要です。

屋外作業が主で、樹木の手入れには高所作業などがあるので、一定の体力や平衡感覚が必要です。また、庭園の設計や造園工事全体の指揮監督を行う場合は、美的センスが要求されます。植物や石材の特徴や扱い方の知識・関心も求められます。

関連する資格

  • 1級造園技能士
  • 2級造園技能士
  • 3級造園技能士
  • 1級造園施工管理技士
  • 2級造園施工管理技士
  • 造園施工管理技士補
  • 玉掛技能講習
  • 小型移動式クレーン運転技能講習

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