保護者が就労などで日中家庭にいない小学生を対象に、放課後や土曜日、春・夏・冬休みなどに学童保育施設(放課後児童クラブ)で、遊びや生活の場を提供する。
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保護者が就労などによって日中、家庭にいない小学生を対象に放課後や土曜日、春・夏・冬休みなどに学童保育(放課後児童クラブ)施設(学校の余裕教室、児童館、公民館などに設置)で、遊びや生活の場を提供し、子どもに適切な援助を行います。任用資格を満たしている場合の名称は、「放課後児童支援員」です。
子どもが自ら進んで通い続けられるよう出欠席と心身の状態を把握します。その上で、子ども自身が学童保育施設で主体的に過ごし、日常生活に必要となる基本的な生活習慣を習得し、発達段階に応じた主体的な遊びや生活ができ、自分の気持ちや意見を表現できるように適切な援助を行います。また、子どもにとって放課後の時間帯に栄養面や活力面から必要とされるおやつの提供、安全に安心して過ごすことができる環境整備、緊急時に子ども自らが適切な対応ができるような援助も行います。更に、子どもの様子を日常的に保護者に伝え、家庭と連携することも重要な職務です。その他、学校、地域関係者との連携も行います。
具体的な1日の仕事の流れは次のとおりです。午前中には施設の維持管理と受け入れ態勢など環境の整備、おやつの準備、保育日誌・業務日誌・出勤簿の記入などを行います。昼には学校休業日の昼食の準備及び受け入れの準備をし、子どもを出迎えます。その後、それぞれの宿題を見たり、おやつの提供、遊びなどをして、夕方に保護者の出迎えがある場合は、保護者に一日の子どもの様子を伝えます。
よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン、事務処理ソフト(文書作成等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 学童保育施設の清掃・整理整頓をする。(実施率 100%)
- 学童保育施設の設備等について故障、破損がないか点検し必要な対応をとる。(実施率 100%)
- 指導員間で子どもについての情報共有、保育内容等について打合せをする。(実施率 100%)
- 子どもたちの出欠確認、子どもの状況の確認をする。(実施率 100%)
- 子どもたちの学習できる環境を整え、必要な援助をする。(実施率 100%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、学童保育指導員の年収は402.7万円、平均年齢は43.4歳、月間労働時間は163時間です。
有効求人倍率は2.6で、求人賃金(月額)は21.1万円となっています。
未経験から学童保育指導員になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが任用資格として都道府県の認定する「放課後児童支援員」があり、おおむね児童40人につき2名以上の同認定者を配置することが定められています。
放課後児童支援員の任用資格の要件は、保育士・社会福祉士・教員免許などの有資格者、大学で社会福祉学等の一定の課程を履修した者のほか、5年以上(高卒以上相当の学歴の者は2年以上)の関連する実務経験があり市町村長が適当と認めた者なども含まれているため、入職後に取得を目指すことも可能です。
要件を満たしている者は都道府県が実施する16科目24時間の「放課後児童支援員認定資格研修」を受講、修了することで資格を取得できます。その際、保育士など特定の資格保持者は一部の研修が免除となります。
なお、学童保育の事業者に対して放課後児童支援員の資格保持者の人員配置を「2名以上」と義務付ける全国統一基準が示されていたが、人材確保が難しいとの意見を受け、2020年度以降は市町村に人員配置規定の取り扱いが委ねられることとなっています。
学童保育指導員は子どもの生活と直接的にかかわるため、仕事の遂行にあたって人権やプライバシーの尊重、児童・保護者との信頼関係の構築、保育関連の専門性が求められます。また、業務遂行にあたって同僚とのチームワーク、必要に応じ学校、地域の関係者との連携が重要であり協調性やコミュニケーション力も必要です。更に最近では、外国籍の子どもや保護者が増えていることから、外国語の日常的な会話能力が求められるケースもあります。
関連する資格
- 放課後児童支援員