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植物工場の栽培管理とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 農林漁業

植物工場内で野菜等の栽培、管理、収穫を行う。

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植物工場の栽培管理とはどんな仕事?

植物工場内で野菜等の栽培、管理、収穫を行います。

植物工場では、野菜や苗を中心とした作物を施設内で、光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、培養液などの環境条件を人工的に制御し、季節や天候、地域、場所等にとらわれずに自動的に連続生産します。植物工場には人工光型、太陽光型、太陽光・人工光併用型があり、生産システムの採算性、効率性が重視されます。ここでは、人口光型の植物工場を例に業務内容について説明します。

栽培管理の仕事では、育苗室で野菜等の種子を発芽させ、苗が育ったら栽培室に移し、生育用の栽培棚等で培養液を与えて生育を促します。工場内では、ハウスの奥行き、畝幅、株間を考慮し設定された平方メートルあたりの適正値に従い、室内の光量と温度及び培養液の温度と湿度が常に最適な状態を維持できるよう確認します。また、外部と遮断された植物工場でも種子や培地などから細菌が侵入する可能性があるので、適時洗浄作業することも大切です。太陽光型の植物工場では、更に、一定期間栽培した後の栽培棚は殺菌噴霧、乾燥させてから抗菌加工するなどの対策も必要とされます。

成長した植物は収穫され、生育室から作業室に移され包装の上、出荷されることになります。種を蒔いてから育苗、苗の植え替え、生育を経て収穫できるようになるまでには、3~4週間かかります。

一般的に植物工場では、定植と収穫に労力と時間を割かなければならず、それらの作業が容易にできる栽培パネルを使用するなど、工夫されています。

収穫はまず、栽培パネルの下の栽培樋に残留している培養液の除去からはじめ、各栽培棚から栽培樋ごと取り出します。その後、栽培桶は昇降チェーンなどを利用して収穫し、包装する作業スペースに運びます。ここでの野菜等の移動は自動化されていることが多い。

作業スペースでは、運ばれてきた野菜等を選別機にかけ、重さや形状、色合い、糖度など、品質ごとに選別・組分けて、袋詰め、箱詰めの作業を行い出荷します。

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 野菜等の成長度を確認し、出荷可能なものは収穫する。(実施率 100%)
  • 野菜等の苗が育ったら、栽培棚に植え替えをする。(実施率 96%)
  • 野菜等の成長度を確認し、葉果を間引く等成長を促す作業をする。(実施率 96%)
  • 病害虫を駆除する。(実施率 96%)
  • 収穫した野菜等を選別機で形状、品質等に応じて選別する。(実施率 92%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、植物工場の栽培管理の年収は360.8万円、平均年齢は49.1歳、月間労働時間は167時間です。

有効求人倍率は1.13で、求人賃金(月額)は20.6万円となっています。

未経験から植物工場の栽培管理になるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、農業・園芸系の高校・専門学校を卒業するか、普通高校を経て大学で農学・園芸学系の学科を修了していると有利です。実地研修、セミナーを受講し、技術を身につけてから入職するケースも少なくない。

農業への興味があり、マニュアル等にしたがって着実に作業を行うことが求められます。

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