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SHIGOTO COLUMN

鋳造工/鋳造設備オペレーターとはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 工場・製造

金属を溶かして鋳型に注ぎ込み、冷えて固まった後で鋳型から取り出し、目的に応じた鋳物製品に仕上げる。

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鋳造工/鋳造設備オペレーターとはどんな仕事?

金属を溶かして鋳型に注ぎ込み、冷えて固まった後で鋳型から取り出し、目的に応じた鋳物製品に仕上げます。

鋳物は、仏像や梵鐘などをはじめ、鍋や釜など日常生活用具をつくる技法として発達してきた。現代の鋳物製品は、これらの日用品だけでなく、各種の工作機械をはじめ、発動機、車両、船舶、航空機、電気機器、農機具などの部品として、さまざまな分野で幅広く使用されています。鋳物には鉄鋳物や銅合金鋳物、アルミニウム合金鋳物など各種の材質のものがあります。

鋳物製造の代表的な製造方法としては、砂型鋳造と、金型を使うダイカスト鋳造があります。ここでは砂型鋳造について記載します。まず、砂に樹脂や硬化剤を混ぜて鋳物砂を作る(混砂)。次に、鋳物の中空部を作るために、鋳型にはめこむ砂型(中子・なかご)を作り、鋳型枠に製品の模型である木型や金属型を置き、まわりに鋳物砂を詰めて主型(おもがた)を作り、中子をはめこんで上型と下型を合わせると、鋳型が完成する(造型)。

次に、銑鉄など鋳物の原料を配合し、溶解炉で熱して溶かす(溶解)。予定の成分調節を行い、適当な温度に溶かした金属を鋳型の中に注湯口から流し込む(注湯)。冷めたら鋳型をばらして、鋳物を取り出し、砂などを落として仕上げる(仕上)。

また、生産の自動化が進んでいる職場では、ダイカスト製品を製造するための生産設備を運転・操作して鋳型に溶融金属を注入する工程などを鋳造設備オペレーターとして監視・調整します。

よく使う道具、機材、情報技術等

鋳型、金型、砂型(中子・なかご)、鋳型枠、木型、金属型、主型、中子、上型、下型、造型、溶解炉、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 鋳物製品の検査を行う。(実施率 89%)
  • 鋳型の注湯口から溶解した材料を流し込む(注湯)。(実施率 79%)
  • グラインダー、チッパー、たがねなどを用いて鋳物についている鋳バリを削り取る。(実施率 79%)
  • 金型の修理を行う。(実施率 75%)
  • 湯口切断機を操作し、鋳造物の湯口を切断する。(実施率 72%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、鋳造工/鋳造設備オペレーターの年収は507.5万円、平均年齢は43.4歳、月間労働時間は165時間です。

有効求人倍率は5.56で、求人賃金(月額)は23.6万円となっています。

未経験から鋳造工/鋳造設備オペレーターになるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校等を卒業してすぐにこの職業に就くのが一般的です。また、他の職業からの中途採用もあります。新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介、中途採用は、ハローワーク、求人広告等で行われることが多い。

入職すると、砂型鋳造の場合は、まず砂処理の補助作業や造型作業の補助作業につき、徐々に仕事を覚えていきます。各地の鋳物組合が講習会などを行っています。鋳造設備オペレーターの場合も実務を通して作業を習得していきます。

関連資格として、厚生労働省の定める技能検定の「鋳造技能士」と「金属溶解技能士」があり、資格を取得すると技術の証明として評価されます。

鋳型に溶かした金属を流し込んで成型するという鋳物の技法や技術に対して興味、関心を持っていることが重要です。火や高温の金属を扱う職場であるため、やけどやけがをしないように安全への気配り、注意深さ、集中力が求められます。

関連する資格

  • 1級金属溶解技能士
  • 2級金属溶解技能士
  • 特級鋳造技能士
  • 1級鋳造技能士
  • 2級鋳造技能士

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