ホーム / コラム / しごと図鑑 / 鍛造工/鍛造設備オペレーター
SHIGOTO COLUMN

鍛造工/鍛造設備オペレーターとはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 工場・製造

加熱したまたは常温の、鋼、アルミニウム、ステンレス等の金属素材を鍛造機で加圧成形して製品(鍛造品)を生産する。

中卒・高卒・第二新卒の転職相談、無料で受付中

LINEで無料相談する

鍛造工/鍛造設備オペレーターとはどんな仕事?

加熱したまたは常温の、鋼、アルミニウム、ステンレス、チタン等の金属素材を鍛造機で加圧成形して製品(鍛造品)を生産します。

「鍛造」は、金属に力を加えて成形するとともに金属組織を強くする加工方法で、鍛造された製品は金属組織が緻密で強靱性、耐摩耗性等に優れているため、自動車をはじめ産業機械、建設機械、航空宇宙、港湾船舶、鉄道車両等、各産業界で必要不可欠な重要保安部品として、また日用品では刃物や工具などに広く使用されています。金型を使用する型鍛造と、金型を使用しない自由鍛造の大きく二つに分けられます。

型鍛造では、加熱された材料を成形する熱間鍛造(ねつかんたんぞう)と、材料の表面を潤滑処理して常温で成形する冷間鍛造(れいかんたんぞう)があります。いずれも材料を金型上に置き、機械を作動させて加圧成形を行います。

ハンマー作業に関しては、力の入れ具合の強弱で機械の加圧力が変わるため、操作に熟練を要します。一方、プレス作業に関しては、トランスファー装置を導入するなど自動化が進んでいます。この他、金型の取付け、機械の調整、加圧によってはみ出た部分のバリ取り、製品寸法等の確認等の作業を行います。

自由鍛造は、多種少量生産向きで、金型の使用に適さない大型製品を扱うことが多い。ハンマーや金敷などを使って、主に延ばし、据え込み、曲げ、穴あけ、せぎり、といった基本の加工方法を組み合わせて成形作業を行います。

製造ラインはロボットを導入するなど、機械化・自動化も進んでおり、その場合は鍛造設備オペレーターとして生産設備を運転・操作して、金属材料の加熱、鍛錬、成型などの工程を監視・調整します。なお、オペレーターであっても金型の取付け、機械の調整、不具合時の対応等、鍛造工としての作業経験が必要な場合が多い。

よく使う道具、機材、情報技術等

鍛造機(ハンマーやプレス)、金型、ハンマー、トランスファー装置、金敷、ロボット、生産設備、作業中の保護具(ヘルメット、耳栓、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、鍛造工/鍛造設備オペレーターの年収は507.5万円、平均年齢は43.4歳、月間労働時間は165時間です。

有効求人倍率は5.56で、求人賃金(月額)は23.6万円となっています。

未経験から鍛造工/鍛造設備オペレーターになるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校等を卒業してすぐにこの職業に就くのが一般的です。また、他の職業からの中途採用もあります。新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介、中途採用は、ハローワーク、求人広告等で行われることが多い。

入職すると、補助的作業から徐々に難しい作業をこなし仕事を覚えていきます。鍛造技術を習得するには、数年の経験が必要です。熟練を要する型鍛造のハンマー作業は、習熟するのに10年以上かかります。

鍛造設備オペレーターの場合も実務を通して作業を習得していきます。

関連資格としては、厚生労働省が定める技能検定の「鍛造技能士」があり、資格を取得すると技術の証明として評価されます。

品物を持ち上げ、移動を繰り返して作業を行うため一定の体力が必要です。作業の基本を十分に理解し、安全へ気配りすることが重要です。注意深さ、機敏さ、正確さ、器用さが求められます。

関連する資格

  • 1級鍛造技能士
  • 2級鍛造技能士

転職のこと、一人で悩まないで。

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOK。無料で相談できます。

LINEで無料相談する