紡績機を操作し、短繊維を加工して精製した長い糸をつくる。
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LINEで無料相談する紡績機械オペレーターとはどんな仕事?
絹以外の短い天然繊維を紡績工程で連続した長い糸に作り直すため、この工程で機械を操作して糸を作る仕事です。
繊維製品は綿花、羊毛、絹、麻のような天然繊維やレーヨン、ナイロン、ポリエステルのような化学繊維をベースにして糸や布をつくり、それに色や柄をつけ、縫製加工して製造します。
綿紡績を例にとると、次の工程から成り立っています。まず、数種類の原料を混合し、原料の中のゴミ等の異物を取り除き混合した綿を均一の幅、厚さにしてラップする(シート状の綿を捲(ま)いたもの)(混打綿:こんだめん)。次にもつれあった繊維を解きほぐし1本1本の繊維に分離し、繊維をまっすぐに引き伸ばし平行にそろえる(梳綿:りゅうめん)。次に8本~10本のスライバーを併合し供給することで、より太さを均一にしてスライバーを引き伸ばし繊維を平行にし(練条:れんじょう)、同時にスライバーを引き伸ばし細くし、よりをかけて粗糸にし(粗紡:そぼう)、粗糸を引き伸ばしよりを加えて強度を持たせ糸を作る(精紡:せいぼう)。精紡で作られた糸を用途に応じ、色々な仕上げや加工を施し、糸は円筒状のチーズや円錐状のコーンという状態に捲く(捲糸:まきいと)。
紡績はいろいろな工程から構成されているため、配属された職場や工程によって扱う機械は異なるが、共通する作業として、原料の供給が途切れないようにし、半製品が機上で切れたり、それが原因で機械が停止した場合には、素早くつないで運転を再開させるようにします。また、製品としての糸は均一性が品質の大きな要件であるため、切れた個所を指先で素早く上手につなぐ巧みさが重視されます。
よく使う道具、機材、情報技術等
工具(かなづち等の手動工具、電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、紡績機械オペレーターの年収は319.4万円、平均年齢は45.8歳、月間労働時間は168時間です。
有効求人倍率は2.26で、求人賃金(月額)は19.5万円となっています。
未経験から紡績機械オペレーターになるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介がほとんどです。中途採用の場合は、ハローワークの紹介や求人広告などにより入職しています。
入職後の教育は企業や工場によって違いが見られるが、通常、導入教育と補修教育の2本立てで実施されています。導入教育は入職時に基礎的な知識や技能の習得を目指して行われます。補修教育は反復指導による技能の習熟訓練が中心で、配属された職場で、必要に応じて行われます。
経験を積んで職場リーダーになる場合もあります。
近年、紡績工場では省力化と自動化を兼ねた機械設備が導入され、さらにコンピュータを導入して、生産計画や操業方式をシステム化し、生産工程を集中的に管理運営する工場が増えてきています。このため、仕事や作業のやり方にも、これまでの手先の器用さや機敏さだけでなく、注意力、観察力、判断力などを必要とする職場が増えています。