核燃料サイクルの各分野をカバーして、原子炉やプラントに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転管理等を行う。
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LINEで無料相談する原子力技術者とはどんな仕事?
核燃料サイクルの各分野をカバーして、原子炉やプラントに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転管理等を行います。
採掘されたウランを、濃縮したり加工したりして燃料体を作り、それを原子炉で燃やした後、燃えかすの中からウランやプルトニウムなどの有用物質を回収して再加工し(再処理)、不要になった核分裂生成物等(放射性廃棄物)を処理・処分する一連のプロセスを核燃料サイクルといいます。
原子力技術者の仕事は専門ごとに分かれており、①原子炉の設計・解析・制御・計測等を行う技術者、②原子炉の製造、運転管理等を行う技術者、③核燃料の精錬、濃縮、加工、再処理等を行う技術者、④原子力施設での放射線防護、安全設計、放射性廃棄物の処理、安全対策・安全管理等を行う技術者、⑤核融合の研究開発を行う技術者がいます。
よく使う道具、機材、情報技術等
文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 緊急時の安全対策、安全管理をする。(実施率 90%)
- 放射線防護や安全設計をする。(実施率 87%)
- 原子力施設内の事故の原因分析をする。(実施率 83%)
- 原子力に関する研究開発をする。(実施率 80%)
- 発電所の配管を設計する。(実施率 77%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、原子力技術者の年収は611.9万円、平均年齢は43.9歳、月間労働時間は159時間です。
有効求人倍率は1.03で、求人賃金(月額)は25.1万円となっています。
未経験から原子力技術者になるには?
入職にあたって、特に資格は必要とされないが、大学・大学院等で、原子力工学、電気工学、機械工学などを専攻した者が多い。
原子力発電所を有する電力会社では、工業系の高校・専門学校卒業者を運転技術者として育成するコースも整備されており、入職してからも各種養成機関で知識や技術の習得ができます。運転技術者になるには原子炉主任技術者の下で運転員として訓練を積み技術を習得します。技術の習得には10年ほどを要します。その後管理職を目指すが、責任者になるには原子炉主任技術者の資格が必要となります。
関連資格として国家資格の「放射線取扱主任者」、「核燃料取扱主任者」、「原子炉主任技術者」、「技術士(原子力・放射性部門)」があります。
原子力は適正な取扱いが必要とされるので、正確さ、精密さ、判断力、探求心が求められます。また、物理学、化学、数学、電気・機械など基礎工学の知識のほか、海外からの情報も多いので、語学力も必要とされます。
関連する資格
- 原子炉主任技術者
- 核燃料取扱主任者
- 第1種放射線取扱主任者
- 第2種放射線取扱主任者
- 技術士(原子力・放射線部門)