物質に含まれる成分やその量などを知るため、化学反応を用いた分析や分析機器を用いた分析を行う。
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LINEで無料相談する分析化学技術者とはどんな仕事?
物質に含まれる成分やその量などを知るため、化学反応を用いた分析や分析機器を用いた分析を行います。
分析する対象によって、大気、排水、土壌などの環境分析、化学工業や鉄鋼・非鉄金属材料などの製造現場の工業分析、食品分析などがあります。
環境計量証明事業などを行う分析会社では、依頼者から提供されるサンプルを酸で分解して溶液にし、化学反応を行なわせるなどして成分の量を求めます。あるいは、サンプルを切断、切削、粉砕するなどして分析機器にかけて成分の量を求めます。分析結果を整理して報告書を作成して依頼者へ報告します。生産工場などの分析部門では、製造工程で採取したサンプルを化学分析法や機器分析法で成分量を測り製造現場にフィードバックし、現場では分析結果を基に操業条件を決めるなどの必要な措置を講じります。分析技術は高度化し、自動化が進んでいる部門も多い。
よく使う道具、機材、情報技術等
分析機器、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 出力・測定したデータを解析・考察する。(実施率 100%)
- 分析方法、機器操作方法、等の標準作業手順書を作成する。(実施率 98%)
- 分析の報告書を作成する。(実施率 97%)
- 機器の操作方法を指導する。(実施率 97%)
- 分析結果と物性、特性の相関を解析する。(実施率 95%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、分析化学技術者の年収は641.7万円、平均年齢は41.5歳、月間労働時間は158時間です。
有効求人倍率は1.21で、求人賃金(月額)は25.5万円となっています。
未経験から分析化学技術者になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や大学の理学系、工学系専攻の卒業者が多い。中途採用もあります。
採用に際しては、化学などの基礎学力、知識、判断力などが問われます。
入職後は、最初は熟練者の補助をしながら分析技術を習得し、実践を重ねて技術力を養成します。各種原理の分析方法について学習し、実験を重ねて順次マスターするとともに、各種講習会などにも参加して技術力を高めます。様々な対象物質を分析して実戦力を身に付け、依頼者の高度な分析への要求に対しても、それに適合した分析の仕方を設計できるベテラン技術者になるためには10年以上の経験が必要となります。
分析値には信頼性が要求されるため、分析化学技術者は分析試験所の認定を受けるなど、技術力の第三者による評価が必要になっています。そのためには、技術者の教育訓練も日常的に行ない、外部機関による分析技能試験に参加することなどが要求されます。
関連資格として厚生労働省の定める技能検定の「化学分析技能士」があります。また、関係団体の「環境計量士」、「環境測定分析士」等の資格を持っていれば仕事の幅が広がります。
分析結果に対する責任を持ち、正確で迅速な判断力、注意力、忍耐力、几帳面さが求められます。
関連する資格
- 第一種作業環境測定士
- 第二種作業環境測定士
- 1級化学分析技能士
- 2級化学分析技能士
- 環境計量士
- 環境測定分析士1級
- 環境測定分析士2級
- 環境測定分析士3級