花火大会などで打ち揚げられる美しく大きな花火を製作し、打ち揚げる。
中卒・高卒・第二新卒の転職相談、無料で受付中
LINEで無料相談する花火師とはどんな仕事?
花火大会などで打ち揚げられる美しく大きな花火を製作し、打ち揚げます。
主に花火を作る(製造作業)、花火大会のための準備作業(花火・打揚筒等各種機材を現場へ搬入し、設置作業をおこなう)、花火を打ち揚げる、花火大会後の片付け作業(各種機材の撤収・搬出、落下物の点検、回収・処理玉殻等ゴミの収集)の4つがあります。
花火(煙火)の製造は、火薬を扱う作業のため電気製品等の使用が難しく、機械化ができない工程もあり、熟練した手作業を必要とします。製造工程では、星掛け機以外はほとんど手作業です。
酸化剤、炎色剤(色火剤)、助燃剤といった材料を計量し、ふるいなどを使って混ぜ合わせ、粉末の火薬を作ります。この火薬に粉や水を混ぜて練り、乾燥させて固めます。和紙等を貼り合わせた玉皮に星を入れて、中心部に玉を開かせるための割火薬をつめます。星や割火薬の組成、配列を変えることによって、空中で開いたときの形や色、音を変化させます。
花火師の仕事は、花火大会の準備から始まります。毎回異なる花火をどのように演出するか、そのプログラム作りや花火製作に必要な材料を準備します。完成後の花火のイメージや表現などの芸術性を可能な限り考慮します。
大会当日には、製作した花火を現場に運び、現地に設置した打揚筒に玉をセットします。連発で打ち揚げる花火には、速火線・導火線をつなぎ、所定の秒時差で点火します。大会終了後には、玉殻や上空で開かず地上に落下した玉(黒玉という)など落下物を回収します。
よく使う道具、機材、情報技術等
星掛け機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、花火師の年収は550万円、平均年齢は41.7歳、月間労働時間は156時間です。
有効求人倍率は3.89で、求人賃金(月額)は22.5万円となっています。
未経験から花火師になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、煙火関係事業所の多くは代々世襲制を主とする中小の企業であり、縁故による採用が多い。毎年、打揚花火大会の最盛期に雇われる臨時作業員として繰り返して働き、能力を認められて正式に雇われることもあります。
入職後、花火玉、打揚筒などの運搬・固定など補助作業から始め、経験を積んで打揚技能を習得し、保安講習会を受講して「煙火消費保安手帳」を取得する必要があります。花火の製作・打揚作業に習熟すると、保安管理や人事管理など次第に責任の重い仕事を担当するようになります。
「火薬類取扱保安責任者」及び「火薬類製造保安責任者」の資格のある者がいなければ煙火の貯蔵や製造が出来ないことになっています。実際には煙火製造工場で作業に従事し日常の作業の中で経験を積みながら、関係法令や知識を身につけて、上記の資格試験に挑戦することもでき、そのような有資格従事者も多数います。
煙火の製造は危険物である火薬類を取り扱うため、責任感と注意深さが求められます。また、各種資材の運搬、花火大会等の現場での準備作業、終了後の撤去作業等、肉体的にもかなりの重労働を伴うことが多く一定の体力が必要です。
関連する資格
- 甲種火薬類製造保安責任者
- 乙種火薬類製造保安責任者
- 丙種火薬類製造保安責任者
- 甲種火薬類取扱保安責任者
- 乙種火薬類取扱保安責任者