家電、情報機器、自動車などに添付されるマニュアル(取扱説明書)を制作する。
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家電、情報機器、自動車などに添付されるマニュアル(取扱説明書)を制作します。
多くの電化製品や精密機械などにコンピュータが搭載され、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの家電製品もネットワークに接続できる製品も増えており、機能や用途が複雑化しています。このため、ユーザーが製品を理解し、安全に使いこなせるよう、正確でわかりやすいマニュアルが必要となっています。
マニュアル制作の手順は、まず、製品を開発した開発者や技術者から製品の構造、機能、操作方法等を詳しく聞き、情報を収集します。実際に製品を使い、製品の特徴をよく理解したり、ユーザーから出てきそうな疑問や利用上の注意点を想定するなど、どのようなマニュアルを作るのか、方向性を決めます。製品が専門家向けなのか一般ユーザー向けなのか、また、海外向けなのかなどによって、マニュアルの作り方が変わります。
さらに、文章以外に必要な写真やイラストなどがあれば、開発者等に伝えて用意してもらう場合もあります。マニュアルの方向性が決まったら、実際に書く作業(ライティング)に入ります。読む人を念頭に、読みやすくわかりやすい文章を書くように心がけます。マニュアルが完成したら、広く関係者からチェックを受けて修正するという過程を繰り返します。
マニュアルが完成した後も、ユーザーからの質問やクレームの情報を収集し、次の改訂に反映するなど、より良くしていきます。重大な間違いがあった場合には、マニュアルを回収して書き直しをすることもあります。
音声や動画も取り入れた電子マニュアルもあります。インターネットでマニュアルや様々な利用者のための情報を提供する場合も多くなっています。
よく使う道具、機材、情報技術等
パソコン
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、テクニカルライターの年収は673.2万円、平均年齢は41.5歳、月間労働時間は157時間です。
有効求人倍率は0.21で、求人賃金(月額)は24.7万円となっています。
未経験からテクニカルライターになるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学卒が多い。メーカーのマニュアル制作部門に配属されるか、マニュアル制作を専門に請け負う制作会社等に入社するのが一般的です。
コンピュータや機械などの技術者、文章を書くことを専門としている人が、専門知識を身につけてからこの仕事をすることも多い。中には、フリーとして独立して仕事を請け負う人もいるが、仕事の内容は専門性や秘匿性が高く、セキュリティなどの問題から、企業に属して働くのが一般的です。
また、世界各国へ輸出される製品には、各国語によるマニュアルが必要となり、それらの翻訳元となる英文マニュアルのライターの需要も高まっています。
製品についての専門知識と文章を書く能力が求められます。また、共同で仕事を進めることが多いため、協調性や責任感も必要です。