医師として臨床業務に従事しながら、又は大学医学部や研究機関において研究専従で、研究を行う。
中卒・高卒・第二新卒の転職相談、無料で受付中
LINEで無料相談する医学研究者とはどんな仕事?
医学研究には、医師として臨床業務に従事しながら研究を進めていく臨床研究と、大学医学部や研究機関において研究専従で研究を進めていく基礎研究があります。ここでは基礎研究者について記述します。(大学教員については「大学・短期大学教員」を参照。)
基礎研究は主として解剖学、生理学、生化学、薬理学、病理学、免疫学、微生物学、衛生学など多くの分野に分かれ、仕事の内容もそれぞれの専門によって大きく異なります。医学は生物学の応用を中心にしながら、物理、化学、工学など幅広い学問領域を総合して進めなければならないため、医学研究者の研究手法も多様です。例えば、病理学や微生物学は顕微鏡を用いて病変を観察するのが大きな仕事です。生理学や生化学は実験動物や培養細胞を用いて実験することが求められます。衛生学は公衆衛生のために社会とつながりを持たなければならず、そのため特に統計的手法が重視されます。
いずれの分野の研究者も、それぞれの研究手法を用いて実証的に理論体系を明らかにしていきます。研究成果は論文などにまとめて発表します。研究業績は重要な学術誌(特に海外誌)に論文がどれだけ掲載され、どのくらい引用されているかによって評価されます。
よく使う道具、機材、情報技術等
顕微鏡、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 研究テーマに関連する最新の文献や資料を収集する。(実施率 98%)
- 研究に必要な資金やスタッフを集める。(実施率 96%)
- 他機関の研究者と情報交換をする。(実施率 96%)
- 仮説を実証するために実験を行い、データをとる。(実施率 94%)
- 成果を論文や報告書にまとめる。(実施率 94%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、医学研究者の年収は802万円、平均年齢は42.5歳、月間労働時間は159時間です。
有効求人倍率は0.45で、求人賃金(月額)は28万円となっています。
未経験から医学研究者になるには?
臨床研究者は診療に当たるため、全て医師国家試験の合格者であり、大学医学部の卒業者であるが、総合科学である基礎研究には異なったさまざまなテクニックを持つ専門家が参加しており、理学部、薬学部、農学部、工学部などの出身者も多い。ただし、大学の研究室で研究する場合には、大学院を修了している者がほとんどです。
公立の研究機関や民間の研究機関、医療機関などで研究をする場合には、公務員試験や採用試験を受けて研究職として採用され、担当分野について専門的に研究を行います。
優れた研究能力だけでなく研究が好きであるということが求められます。科学者として研究倫理を遵守する心構えも必要です。
関連する資格
- 医師国家試験