建設現場、病院、工場などから出る産業廃棄物を集め、収集車で処分場まで運ぶ。
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LINEで無料相談する産業廃棄物収集運搬作業員とはどんな仕事?
産業活動から生じる廃棄物は様々であるが、建設現場、病院、工場などから出る産業廃棄物を集め、処分場まで運ぶのが産業廃棄物収集運搬作業員です。収集作業と収集車の運転をどちらも行う場合が多い。
産業廃棄物は排出する企業が収集・運搬、中間処分、最終処分までの処理を産業廃棄物処理業者に委託し、それらを産業廃棄物管理票(マニフェスト)という書類で管理する必要があります。なお、産業廃棄物以外の廃棄物は一般廃棄物と呼ばれます。
収集運搬作業員は、産業廃棄物の種類や形状に合わせた車両を運転して、廃棄物の収集現場に出向き、廃棄物の収集や容器(コンテナ)の交換作業等を行います。固形状の廃棄物は、木、紙、金属など素材別に仕分けしながら、手作業や重機で車両に積み込みます。油や酸、アルカリなどの液状や泥状の廃棄物は、吸引装置の付いた専用の車両で収集します。毒劇物や引火性のあるものが含まれていることもあるので、取り扱いには十分注意が必要です。
産業廃棄物は、主に建設系、医療系、工場系に区別することができます。建設系は、木くずや金属くず、がれき類などが中心で、主にトラックを使用します。医療系は、注射針などの医療器具やガーゼ類などがあり、バンや保冷車が使われます。工場系は、金属くずやプラスチックくず、汚泥や酸、アルカリなどがあるため、トラックの他、ふた付きダンプや吸引装置付き車両も使います。
よく使う道具、機材、情報技術等
トラック、バン、保冷車、移動式クレーン、フォークリフト、パワーショベル、吸引装置、コンテナ、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 作業や運転の安全確認をする。(実施率 94%)
- 運搬車両を点検管理する。(実施率 85%)
- 固形状の廃棄物は、素材別に仕分けしながら、手作業や重機で車両に積み込む。(実施率 83%)
- 機械や備品の清掃や点検を行う。(実施率 83%)
- トラック、ダンプ、バン、保冷車、吸引装置付車両(バキュームカー)など様々な収集車を運転する。(実施率 80%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、産業廃棄物収集運搬作業員の年収は398.6万円、平均年齢は49.3歳、月間労働時間は164時間です。
有効求人倍率は4.76で、求人賃金(月額)は23.5万円となっています。
未経験から産業廃棄物収集運搬作業員になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、車両等を運転するため、普通自動車免許が必要とされることが多い。準中型、中型あるいは大型の運転免許や移動式クレーン、フォークリフトやパワーショベルなどの重機の免許を持っていると、入職の際に有利だが、入職後取得することも可能です。また、公害防止管理者など環境関連の資格、危険物取扱者など、扱う廃棄物の種類に関連した資格があると仕事の上で役立つ。廃棄物の処理施設を維持管理する職員を監督する「廃棄物処理施設技術管理者」として関係団体の講習を受講し「(各廃棄物処理施設)技術管理士」の認定を得ると、より専門的な仕事内容に取り組むことができます。
いろいろな職業を経験した後、転職してくる人も多い。
入職後、日常の仕事内容や関連する法律等について教育を受け、その後、実務を通して仕事を覚えていきます。
環境保全やリサイクルを通した資源・環境保護などへの問題認識と安全手順など規程順守の精神のある人が望ましいといえます。また、産業廃棄物を積み込むため、車両と保管場所の間を行き来することもあり、一定の体力も必要です。
関連する資格
- 産業廃棄物処理施設技術管理士
- 大型自動車免許
- フォークリフト運転技能者
- 中型自動車免許
- 準中型自動車免許
- 危険物取扱者(甲種)
- 危険物取扱者(乙種)
- 危険物取扱者(丙種)
- クレーン・デリック運転士(クレーン限定)
- 陸災防フォークリフト荷役技能検定1級
- 陸災防フォークリフト荷役技能検定2級