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中小企業診断士とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 専門職・クリエイティブ

中小企業の経営者等からの依頼に応じて、企業の経営内容を診断し、改善方法を提案して支援する。

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中小企業診断士とはどんな仕事?

中小企業の経営者等からの依頼に応じて、企業の経営内容を診断し、改善方法を提案して支援します。

まず、依頼された企業の希望に沿って診断方針を作ります。次に、経営状態を判断するために、貸借対照表、損益計算書などの財務諸表やその他の経営に関する資料を提出してもらい、経営内容や問題点などについてヒアリングを行います。こうした資料や説明から経営上の問題点を判断します。実際の問題点は、経営者も自覚していない場合があるので、鋭い洞察力と的確な判断力が求められます。

問題点を明確にした上で、実態を更に詳しく調査します。社内の情報や資料を分析するとともに、必要に応じて社外の情報や資料を収集し、それらを総合的に判断して生産管理や経営に関する課題、収益性改善やコスト削減など生産性向上の改善案を診断報告書にまとめ、改善に当たっての具体的な方法を提案します。提案を踏まえた、経営計画策定の支援、実行後の実績等を踏まえたフォローアップ支援等を行う場合もあります。

企業経営全般にかかわる課題であるため、支援分野は広い。専門知識を活用するだけではなく、企業と行政や金融機関をつなげるパイプ役になったり、国・自治体の中小企業支援施策の活用を助言したりします。また、最近では、事業基盤の強化、そして従業員の働きがいや満足度など企業と従業員の関係性などが経営課題として注目されており、コンサルティングニーズが高まっています。

よく使う道具、機材、情報技術等

プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 経営に関する資料を読み、経営内容、問題点の説明を受けて、経営上の問題点を判断する。(実施率 100%)
  • 企業の問題点をさらに調べるために、企業に出向いて現場を調査する。(実施率 100%)
  • 社内の情報や資料を分析するとともに、必要に応じて社外の情報や資料を収集する。(実施率 100%)
  • 集めた資料を総合的に判断し、改善案を診断報告書にまとめ、具体的な方法を提案する。(実施率 100%)
  • 業務の効率化を図るために経営者と話し合い、問題点と改善案を確認する。(実施率 100%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、中小企業診断士の年収は1134.6万円、平均年齢は39.4歳、月間労働時間は162時間です。

有効求人倍率は0.57で、求人賃金(月額)は28.3万円となっています。

未経験から中小企業診断士になるには?

中小企業診断士の資格が必要です。そのためには、まず、中小企業診断協会が実施する1次試験に合格する必要があります。その後は2つの方法があり、1つめは同協会が実施する2次試験に合格し実務補習を修了するか、15日以上の診断実務を行います。もう1つは中小企業基盤整備機構又は登録養成機関が実施する養成課程を修了する方法です。中小企業診断士の登録には、経済産業大臣の登録を受ける必要があります。登録は5年ごとの更新が必要で、更新の際は研修を受講することや一定の実務経験があることなどが要件となります。

関連する資格を併せて取得し、中小企業を全般的に助言、支援する中小企業診断士として開業しているケースもあります。

企業経営全般についての豊富な知識と経験を持ち、依頼者に信頼される誠実さが求められます。また、企業の経営環境は日々変化しており、絶えず専門能力の維持・向上に努めていく姿勢が必要です。

関連する資格

  • 中小企業診断士

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