非鉄金属製錬技術者

圧延開発技術者金属製錬開発技術者合金開発技術者鍛造開発技術者鋳造開発技術者鋳物開発技術者電気精錬開発技術者転炉オペレーター(製鋼)
学歴不問未経験歓迎体力系正社員が中心

非鉄金属の製錬技術の開発・改良及び現場作業員を監督する立場での生産工程の管理を行う。

就業者数
25,660
賃金(年収)
606.9万円
年齢
43.8
労働時間
164h/月
求人賃金(月額)
25.5万円
有効求人倍率
1.54
WHAT

どんな仕事?

非鉄金属の製錬技術の開発・改良及び現場作業員を監督する立場で生産工程の管理を行う。非鉄金属は鋼以外の金属を指し、銅、亜鉛、鉛などのベースメタルやアルミなどの軽金属、最近注目されているレアメタルやレアアース、金や銀などの貴金属がある。

非鉄金属の生産工程は、銅を例にとると、原料である銅精鉱を自溶炉で製錬して、銅品位65%のマットと酸化鉄などを含むスラグに分離する。マットは転炉で酸化させることにより銅品位99%の粗銅(そどう)となり、粗銅は精製炉でブタンガスを還元剤として吹き込むことにより酸素が除去されて銅品位が99.5%の精製粗銅となる。これを鋳造機でアノード(陽極版)に鋳造する。ここまでの工程にかかる時間はほぼ1日である。電解プラントでは、このアノードと、銅品位99.99%以上の純銅をカソード(陰極版)として電気分解槽に交互に組み入れて、10日から2週間かけて、直流電流を流してアノードの銅分のみをカソードに電着させる。こうして、純度99.99%以上の銅が付着したカソードが最終製品である銅地金となる。

製錬技術者は、製錬技術の開発・改良、生産工程の管理や品質管理を通じた生産性の向上、設備の見直しや投資計画の立案、生産現場の監督・管理や指導、人材育成などを担当する。

製錬技術者のなかでも、研究開発を担当する場合は、非鉄金属製錬・精製及び環境・リサイクルにおけるプロセスの改良や新規プロセス開発の研究を行う。SDGsの観点から、環境・社会課題の解決が謳われている現在、新たなリサイクルプロセスの研究は重要な課題となっている。

また、より製造現場に近い生産技術を担当する場合は、製造現場の安全管理を第一とし、非鉄金属製錬・精製及びこれら関連材料の製造に関する技術開発・生産管理に加え、品質管理も重要な業務になる。具体的には、職級や経験に応じて業務内容は異なるが、生産計画の立案から、生産現場の指揮、問題への対処など工程管理を行う。最終製品の品質チェック、さらに製造工程で発生したり、発見された問題を研究チームにフィードバックすることも重要な業務である。こうした日々の業務のほかに、工場の管理、事業の運営・管理、計画の立案などのマネジメント業務や人材の育成・教育などの業務も行う場合もある。

よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

品質の管理をする。
実施率 95.9%
重要度 3.25
生産工程の管理をする。
実施率 93.9%
重要度 2.91
機械の点検・メンテナンスをする。
実施率 93.9%
重要度 3.52
設備の見直しをする。
実施率 91.8%
重要度 2.78
商品等の在庫を管理する(棚卸し)。
実施率 91.8%
重要度 2.96
生産現場の監督・管理・指導をする。
実施率 89.8%
重要度 2.79
人材の教育・育成のサポートをする。
実施率 89.8%
重要度 2.91
実証データに基づく報告書を作成する。
実施率 87.8%
重要度 2.60

全13タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
指導
傾聴力
読解力
道具、機器、設備の選択
説明力
文章力

知識 ― 上位項目

33項目中
生産・加工
機械
工学
数学
化学
物理学

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
他者とのかかわり
一般的な保護・安全装備の着用
反復作業
空調のきいた屋内作業
モノ、道具、制御装置を扱う手作業
優先順位や目標の自己設定

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
記憶力
アイデアや代案を数多く生み出す力
モノの見え方に関する想像力
手腕の器用さ
指先の器用さ
HOW TO

就くには

入職にあたって、資格は特に必要とされないが、学歴は大学、大学院卒が多く、金属工学、材料工学、化学、化学工学に関連する分野を専攻している者が多い。高卒者もいる。中途採用もあるが、専門性の高い業務だけに工場や製造現場の操業管理や技術開発関係の経験者が多い。中途採用の場合はその専門性を活かし研究開発や分析、製造・生産技術などの部署に配属されるのが一般的である。

入職から2~3年は、OJTとOFF-JTで専門技術とビジネススキルを身に付ける。OJT では担当業務を持ち、先輩社員から指導を受けながら、企業でのものづくりを学ぶ。OFF-JTでは育成カリキュラムに従ってプレゼンテーション技術や論理的思考法といった各種ビジネススキル・知識を習得、実務レベルで課題解決を行い、一定の研修を受ける。その後、現場の作業長から係長を経て部長・工場長などマネジメントへのコースをたどる場合が多い。各種階層別の研修もありチームマネジメントのスキル、コンプライアンス、経営スキルなどを学ぶ場合もある。

工場管理者など特定の業務に就く場合には「公害防止管理者」や「エネルギー管理士」などの免許・資格が求められる。

専門知識に加え、品質管理・安全衛生・環境への配慮や工程管理、現場管理・監督などに関する高い知識と専門性が求められる。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

高卒
56.8%
大卒
36.4%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
18.2%
専門学校卒
9.1%
高専卒
9.1%
高卒未満
4.5%
短大卒
4.5%
わからない
4.5%
特に必要ない
38.6%
1ヶ月超~6ヶ月以下
18.2%
1ヶ月以下
15.9%
6ヶ月超~1年以下
11.4%
わからない
6.8%
2年超~3年以下
4.5%
1年超~2年以下
2.3%
3年超~5年以下
2.3%
特に必要ない
59.1%
1ヶ月以下
15.9%
わからない
9.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.8%
6ヶ月超~1年以下
4.5%
1年超~2年以下
2.3%
5年超~10年以下
2.3%
6ヶ月超~1年以下
20.5%
1ヶ月超~6ヶ月以下
18.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
11.4%
1年超~2年以下
11.4%
3年超~5年以下
11.4%
わからない
9.1%
1ヶ月以下
6.8%
2年超~3年以下
6.8%
5年超~10年以下
4.5%

関連資格

公害防止管理者エネルギー管理士

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
90.9%
自営、フリーランス
6.8%
派遣社員
4.5%
経営層(役員等)
4.5%
パートタイマー
2.3%
契約社員、期間従業員
2.3%
アルバイト(学生)
2.3%

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