AIエンジニア

正社員が中心

AI(人工知能)の様々な分野での活用に関して研究開発を行う。

就業者数
207,400
賃金(年収)
609.8万円
年齢
42.2
労働時間
160h/月
求人賃金(月額)
32.3万円
有効求人倍率
2.25
WHAT

どんな仕事?

AI(人工知能)の様々な分野での活用に関して研究開発を行う。

ディープラーニング(深層学習)などの手法により、AIによる処理を実現するエンジニアである。ビッグデータを分析するデータサイエンティストをAIエンジニアに含める場合もあるが、ここでは狭義のAIエンジニアである、機械学習のエンジニアを解説する。

現在、AIの応用は、顔認証、疾病の画像診断、自動車の自動運転、カスタマーセンターの相談支援、異常や障害の検知等々、様々な分野で研究開発が進んでいる。

仕事を進行に沿ってみていくと、まずチームで開発目標を設定し、どのような開発を行うか計画を策定する。受託して開発する会社では、クライアントから要件を聞き、提供されるデータを確認してから開発設計を行う。開発に入ると最適な実現方法を検討し、AIを実行するマシンの性能が低い場合は、処理性能も考慮に入れながらAIを実装する。平行して、教師データ(結果が分っている既存のデータ)を投入しAIに学習させる仕組みを検討し、教師データの管理方法、加工方法を設計する。設計やプログラムはクラウドに上げてチームで共有することが多い。

効率の良い学習のためにデータを管理する画面やツールを準備し、膨大な教師データを投入し、診断、判定等の精度を上げていく。この学習には何日もかかることがあるため、AI学習用の専用のマシンやスーパーコンピューター(高度な演算処理を高速に行うことができる)などが使われる。スーパーコンピューターはリモートで利用されることが多い。

AIの学習の進み具合をみるため、正解率が目標に達したり、エラー率が十分に下がったところで学習は完了となる。AIに検証用のテストデータを投入し、どのような診断、判定になるか、様々な分野の専門家とエンジニアで検証する。この検証を経て、出来上がったシステムを納入する。システムが実際に運営されるようになるが、運用段階のデータからもAIを成長させていく。

関連技術が急激に発展しているため、常にWeb上で公開されている関連論文を調べて読んだり、大学、研究機関の研究者と意見交換し、関連する最新情報は押さえておくことが必要である。

よく使う道具、機材、情報技術等

スーパーコンピューター、クラウドストレッジ、統合開発環境(IDE: Integrated Development Environment)、プログラミング言語(Python、C言語、JAVA、等)、生成AI(コードを仮作成し人間が手直しする等)、GoogleGoogleスプレッドシート、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

AIの全体的な動き、データの流れを確認する。
実施率 97.1%
重要度 3.47
効率良くデータを入力するための管理画面やツールを準備する。
実施率 97.1%
重要度 3.29
データを確認し、全体的な設計を考える。
実施率 94.3%
重要度 3.64
データに合った、AI開発の方向性を検討する。
実施率 94.3%
重要度 3.73
AIに流し込むデータの管理・加工の方法を設計する。
実施率 94.3%
重要度 3.54
教師データを投入し、AIに学習させる。
実施率 94.3%
重要度 3.18
学習結果の検証を踏まえて、必要な修正を行う。
実施率 94.3%
重要度 3.61
レスポンスを良くするために、計算処理の近似化など適切な処理を考える。
実施率 94.3%
重要度 3.39

全21タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
プログラミング
読解力
論理と推論(批判的思考)
新しい情報の応用力
数学的素養
学習方法の選択・実践

知識 ― 上位項目

33項目中
コンピュータと電子工学
数学
工学
設計
通信技術
外国語の語彙・文法

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
電子メール
空調のきいた屋内作業
座り作業
他者とのかかわり
対面での議論
ビジネスレターやメモの作成

アビリティ ― 上位項目

0項目中
HOW TO

就くには

この仕事に就くためには、特に学歴や資格は必要とされず、現状では求められる要件や水準も明確でないが、大学院で情報科学あるいは工学部、理学部の様々な分野の修士か博士号取得者が多くを占める。大学学部卒の割合がそれに続き、高専卒も若干いる。新卒者を採用する場合は、大学での研究実績、国際学会での発表、また、AI(人工知能)関連の各種コンペティションでの入賞等が評価される。

研究機関、メーカー、情報通信会社、ベンチャー企業などに採用される。システムエンジニアとは別にAIエンジニアとして採用されることが多い。

機械学習やディープラーニングの専門家は日本全国で1万人を超えると考えられ(AI開発会社の数、関連学会の会員数、関連コミュニティの参加者数から推定)、実績のあるAIエンジニアの中途採用、優秀な大学院生・大学生の新卒採用は争奪戦となっている。データサイエンティストなど隣接する分野から転身してくる人もいる。

転職する場合は、同業他社でAIエンジニアになるというケースもあるが、大学や研究機関に移るケースも多い。

ディープラーニングやその他の機械学習の手法に精通していること、この分野でメジャーなプログラミング言語であるPython(パイソン)などを使いこなせること、データ分析の技術やツールが十分に使えること等が求められる。また、その上に、例えば、画像処理、自然言語処理、音声処理などの技術に精通していることや、医学、農学などの特定の分野における専門知識が求められることもある。

新しい分野であり、人材の育成方法はまだ確立していないが、大学で学んだ専門知識、個人のポテンシャルや閃きが新しい発明に繋がることも多く、開発する力は年齢や経験年数と必ずしも比例しない。

進歩が速い分野であり、常に情報収集が必要で、論文を読んだり、また、自ら書いたりすることが多い。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
63.6%
大卒
57.6%
博士課程卒
30.3%
専門学校卒
6.1%
高卒未満
3.0%
高卒
3.0%
高専卒
3.0%
わからない
3.0%
6ヶ月超~1年以下
24.2%
特に必要ない
21.2%
1年超~2年以下
12.1%
2年超~3年以下
12.1%
3年超~5年以下
9.1%
わからない
9.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.1%
1ヶ月以下
3.0%
5年超~10年以下
3.0%
特に必要ない
30.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
12.1%
6ヶ月超~1年以下
12.1%
2年超~3年以下
9.1%
わからない
9.1%
1年超~2年以下
6.1%
3年超~5年以下
6.1%
5年超~10年以下
6.1%
10年超
6.1%
1ヶ月以下
3.0%
1年超~2年以下
21.2%
6ヶ月超~1年以下
15.2%
わからない
15.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
9.1%
2年超~3年以下
9.1%
5年超~10年以下
9.1%
1ヶ月以下
6.1%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.1%
3年超~5年以下
6.1%
10年超
3.0%

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
68.6%
自営、フリーランス
17.1%
契約社員、期間従業員
8.6%
経営層(役員等)
5.7%
わからない
2.9%

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