ディーラー

為替ディーラー

証券会社や銀行などで自社資金を使い、株式、債券、為替などの売買を行う。

就業者数
291,330
賃金(年収)
664.5万円
年齢
40.4
労働時間
164h/月
求人賃金(月額)
24.4万円
有効求人倍率
2.79
WHAT

どんな仕事?

証券会社や銀行などで自社資金を使い、株式、債券、為替などの売買を行う。これをディーリングといい、その業務を担当するのがディーラーである。

扱う商品は、株式や為替などだけに留まらず、先物為替、金利スワップや通貨スワップ、オプション取引などのデリバティブ(金融派生商品)にまで広がっている。いずれの場合にも共通するのは、資産(株式、債券、外貨など)を安く買い高く売る、あるいは、低いコストで調達して、高い運用益を上げるということである。

類似の職業として、証券会社ではトレーダーがあるが、これは自己資金を使わず、顧客など他者からの売買の注文を受けて、取引仲介をするブローカーに注文を出す。またファンドマネージャーは、ディーラーが短期的な売買をするのに対して、投資信託や年金基金など長期資金の運用を行っており、資産運用会社や生命保険会社などに所属している。

銀行では、自社の利益を出すために取引するのがプロップディーラー、顧客の注文を受けて取引するのはカスタマーディーラーと呼ばれている。

ディーラーの仕事内容を為替の例でみると、為替のディーリングは為替相場の動きをとらえて収益を上げる業務である。例えば、この先ドルが高くなると予測すれば、為替市場で円を売ってドルを買う。その後、ドル相場が上昇した時にこのドルを売れば利益が出るが、ディーラーの予測が外れて逆にドルが下落してしまえば、損失を出すことになる。

同様に株式の例でみると、この先日本株が高くなると予測すれば、日本株を買って日本株の保有割合を増やし、これを日本株の相場が上昇した時に売れば利益が出るが、予測が外れて日本株の相場が下落すれば損失を出すことになる。

相場は政治・経済全般の動きによって変動するので、ディーラーは常に世界のニュースに注意を払い、それを分析して相場の先行きを予測しなければならない。瞬時に、何億、何十億円の資金を動かす責任の大きい仕事である。

ディーラーの業績は、個人の資質や経験によるところが多かったが、最近では、アルゴリズム取引が拡大し、経験に頼る部分が少なく、相場の変化の速度が上がってきている。

よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

株式、債券、為替などの売買取引等を行う。
実施率 100.0%
重要度 4.17
リスク管理をする。
実施率 100.0%
重要度 4.25
日々の為替レートやニュースの確認をする。
実施率 97.9%
重要度 3.70
資金の管理をする。
実施率 97.9%
重要度 4.08
損益管理をする。
実施率 97.9%
重要度 4.25
世界のニュースや政治・経済の動向に注意を払い、それを分析して相場の先行きを予測する。
実施率 95.8%
重要度 3.65
取引データをチェックする。
実施率 93.8%
重要度 3.78
ボラティリティやイベントを把握する。
実施率 91.7%
重要度 3.46

全12タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
資金管理
新しい情報の応用力
傾聴力
継続的観察と評価
論理と推論(批判的思考)

知識 ― 上位項目

33項目中
経済学・会計学
心理学
社会学
事務処理
数学
販売・マーケティング

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
座り作業
優先順位や目標の自己設定
意思決定の自由
空調のきいた屋内作業
ミスの影響度
電子メール

アビリティ ― 上位項目

35項目中
記憶力
トラブルの察知
数学的推論
選択的注意(集中する力)
演算力
知覚速度
HOW TO

就くには

入職にあたって、特に資格は必要とされないが、大卒以上がほとんどである。銀行や証券会社などディーリングを行っている会社に入社し、様々な仕事を経験した上で、適性に応じてディーリングの部門に配属されるのが一般的である。

大手金融機関は新卒採用をして自社で育てるケースが多く、外資系金融機関や中小金融機関では中途採用も多い。中途採用ではディーラーとしての実績が評価される。

新卒採用されると、新卒研修を受けて営業などの部門を経験した後ディーラー職に就く。成績をあげると運用資金の枠が大きくなり、それにつれてチーフディーラー、マネージャー等へ昇進していく。昇進にともなって、定期的な研修がある。部門間の異動もある。

関連資格として、証券会社に入社した場合は、証券外務員の資格を取得するのが原則である。

相場は政治や経済の動きによって変動するため、常に世界のニュースに注意を払う必要がある。金利、為替相場や経済全般の知識だけでなく、国際政治についての幅広い知識や経験が求められる。海外の情報をダイレクトに取得する必要もあり、英語の必要性は増大している。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

大卒
48.0%
高卒
24.0%
わからない
24.0%
専門学校卒
4.0%
短大卒
4.0%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
2.0%
特に必要ない
34.0%
わからない
32.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.0%
1年超~2年以下
6.0%
2年超~3年以下
6.0%
10年超
6.0%
3年超~5年以下
4.0%
1ヶ月以下
2.0%
6ヶ月超~1年以下
2.0%
5年超~10年以下
2.0%
特に必要ない
38.0%
わからない
30.0%
2年超~3年以下
8.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.0%
6ヶ月超~1年以下
6.0%
5年超~10年以下
4.0%
10年超
4.0%
1年超~2年以下
2.0%
3年超~5年以下
2.0%
わからない
36.0%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
16.0%
6ヶ月超~1年以下
12.0%
2年超~3年以下
12.0%
3年超~5年以下
10.0%
1ヶ月以下
4.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
4.0%
10年超
4.0%
1年超~2年以下
2.0%

関連資格

一種・二種外務員資格

関連団体

FORM

一般的な就業形態

自営、フリーランス
70.0%
正規の職員、従業員
22.0%
アルバイト(学生以外)
6.0%
契約社員、期間従業員
4.0%
その他
4.0%
パートタイマー
2.0%
派遣社員
2.0%
アルバイト(学生)
2.0%
わからない
2.0%

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