特許審査官

未経験歓迎

特許庁に出願された発明を審査し、特許性を判断する。

就業者数
24,470
賃金(年収)
981.1万円
年齢
46.5
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
28.6万円
有効求人倍率
0.91
WHAT

どんな仕事?

特許庁は、生活を支える様々な発明を守り、次世代のイノベーションを促す役割を担う。具体的には、知的財産権のうち特許、実用新案、商標、意匠の4つの権利(産業財産権)を所管しており、このうち特許は、発明、すなわち、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なものを保護の対象としている。特許審査官は、特許庁に勤務し、出願された発明を最新技術や法律的な知識に基づき審査し、特許性を判断する。

特許審査官は、まず、出願された書類を精査し、発明内容を理解するとともに、庁内外の検索システムを用いて、世界中の特許文献や学術論文のデータベースから過去に類似の技術がないか、先行技術調査を行う。出願された発明と先行技術との比較を行い、特許性があると判断した場合は特許査定を、ないと判断した場合は拒絶理由通知を行う。拒絶理由通知に対しては、出願人は意見・補正等の応答を行うことができ、出願人とのやり取り(基本的には書面であるが、面接審査が行われる場合もある)を踏まえて再度審査をし、最終的に特許査定、拒絶査定をする。審査は審査官が単独で行うが、判断が難しい場合など必要に応じて他の審査官との意見交換や協議も行われる。特許となった出願については特許公報が発行されるが、その特許公報には特許査定をした審査官名も掲載される。特許権を適切に設定することで、日本の産業の発展に貢献する。

よく使う道具、機材、情報技術等

特許検索システム、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
文章力
外国語を読む
論理と推論(批判的思考)
新しい情報の応用力
説明力

知識 ― 上位項目

33項目中
日本語の語彙・文法
法律学、政治学
工学
化学
物理学
コンピュータと電子工学

仕事の性質 ― 上位項目

25項目中
座り作業
空調のきいた屋内作業
厳密さ、正確さ
他者とのかかわり
意思決定の自由
対面での議論

アビリティ ― 上位項目

0項目中
HOW TO

就くには

国家公務員総合職試験(大卒程度試験、院卒者試験)の技術系区分に合格する必要がある。専門分野としては、工学系、化学・生物・薬学系、数理科学・物理・地球科学系、農学系のあらゆる試験区分の合格者の中からまんべんなく採用されている。採用人数は年度によって異なるが、2025年度は65人、そのうち女性は24人である。

採用後は約3か月の研修を経て審査官補に任用され、指導審査官によるマンツーマン指導の下に実際の出願案件の審査を行う。また、法令、条約、審査実務の専門知識を習得する前期研修(約2か月)、後期研修(約1か月)のほか、英語研修や企業での技術研修などを経て、大卒では入庁5年目に審査官に昇任するのが一般的である。修士卒は4年目、博士卒は3年目に審査官に昇任することができる。

基礎的な知識の習得のための研修のほか、技術動向、法律、海外判例等を把握できる研修制度、留学制度も充実している。

発明の審査という高度な専門性を必要とする仕事であり、最新の技術動向に関心を持ち、担当分野の研究開発情報を収集する向上心が求められる。また、出願人や利害関係者が納得できる審査を行うためには、論理的な思考力や合理的な判断力、バランス感覚が必要である。さらに、書面でのやり取りが多いため、論述能力も重要であり、海外論文を調査することも多いことから、英語力も不可欠である。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
95.8%
大卒
50.0%
博士課程卒
37.5%
特に必要ない
62.5%
わからない
12.5%
1ヶ月以下
8.3%
2年超~3年以下
8.3%
1年超~2年以下
4.2%
3年超~5年以下
4.2%
特に必要ない
87.5%
2年超~3年以下
8.3%
3年超~5年以下
4.2%
2年超~3年以下
54.2%
3年超~5年以下
41.7%
6ヶ月超~1年以下
4.2%
FORM

一般的な就業形態

この仕事、自分に向いてるか気になったら

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOKです。アドバイザーが一緒に考えます。

LINEで無料相談する