司法書士

専門的な法律知識に基づき、不動産や会社の登記を代理で行ったり、裁判所等に提出する書類を作成する。

就業者数
25,560
賃金(年収)
981.1万円
年齢
46.5
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
31.6万円
有効求人倍率
1.59
WHAT

どんな仕事?

専門的な法律知識に基づき、不動産や会社の登記を代理したり、裁判所等に提出する書類を作成する。また一定の条件のもとに簡易裁判所における民事訴訟・和解・調停などの代理業務を行う。このほか、高齢者や障がい者などの判断能力が不十分な人々の権利や財産を保護するため、専門職後見人として財産管理や法律面での支援を行っている。

土地を購入・相続したり、家を新築した場合に、法的な権利を主張するためには登記の手続が必要となる。新たに会社を設立した場合にも登記の手続が必要となる。また、金銭の貸し借りでトラブルが起きた場合などには、法律に基づいて所要の手続をしなければならず、訴訟が必要になることもある。これらの手続は法律の専門的な知識に基づいて的確に行うことが必要であり、このような市民社会を支える法律手続を代理して行っているのが司法書士である。

仕事の範囲は広く、その中で最も多いのが、土地や建物を売買するときに必要な「不動産登記」の手続である。「登記」とは、土地や建物などの財産についての権利を公的に示すために、法務局にある「登記ファイル(登記簿)」と呼ばれる台帳に記録することである。

土地の登記の依頼を受けた場合、まず登記事項証明書を確認し、土地の場所や広さ、所有権の名義人などを確認する。次にその土地を売却した人と購入した人から登記申請を代理として行うための委任状を受け取り、売買契約書や法務局の発行した登記識別情報又は権利証、市町村の発行する売主の印鑑証明書などを精査した上で、申請書などの必要書類を作成し、法務局へ提出する。

また、法務大臣の認定を受けた司法書士は、簡易裁判所の事物管轄の範囲内での民事訴訟手続、即決和解手続、支払督促手続、民事調停手続、裁判外の和解等の代理及びこれらに関する相談業務を行うことができる。

この他に、会社の設立や合併、支店の開設などの登記手続、供託の手続を代理して行っている。また、金銭面のトラブルや職場のトラブル、契約のトラブルなど、日常生活で発生する様々な法的トラブルに巻き込まれたときなどに、弁護士等の代理人を立てずに自分で裁判を行う場合、依頼を受けて司法書士が訴訟関係の裁判所提出書類の作成を行うこともある。

よく使う道具、機材、情報技術等

文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

土地や建物を売買するときに必要な登記の手続きを行う。
実施率 100.0%
重要度 4.75
住宅ローンの完済等に伴って、抵当権抹消登記の手続きを行う。
実施率 100.0%
重要度 4.27
生前贈与などに伴って、名義変更登記の手続きを行う。
実施率 100.0%
重要度 4.25
相続登記や遺産整理など、相続に関連する手続きを行う。
実施率 100.0%
重要度 4.71
遺言書の作成を援助する。
実施率 100.0%
重要度 3.98
会社の設立や合併、支店の開設などの登記手続、供託の手続きを代行する。
実施率 98.3%
重要度 4.28
戸籍等の関係書類を取得する。
実施率 98.3%
重要度 4.14
契約書の作成を支援する。
実施率 93.2%
重要度 3.35

全14タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
傾聴力
読解力
説明力
文章力
説得
複雑な問題解決

知識 ― 上位項目

33項目中
法律学、政治学
事務処理
顧客サービス・対人サービス
日本語の語彙・文法
コミュニケーションとメディア
ビジネスと経営

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
空調のきいた屋内作業
他者とのかかわり
座り作業
厳密さ、正確さ
電話での会話
ビジネスレターやメモの作成

アビリティ ― 上位項目

35項目中
記述表現
記述理解
発話表現
発話理解
トラブルの察知
記憶力
HOW TO

就くには

国家試験である司法書士試験に合格し、日本司法書士会連合会の司法書士名簿への登録と司法書士会への入会が必要である。受験資格に制限はないが、法的専門知識及び実務についての知識が必要とされる。

合格後すぐに事務所を開業することは少なく、司法書士事務所に勤めて、経験を積んでから開業するのが一般的である。

新しい法律や法令改正の動きを常に把握しておくために、開業後も日本司法書士会連合会や司法書士会が実施する研修会や研究会に積極的に参加し、勉強を続ける努力が必要である。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

大卒
83.7%
高卒
12.2%
わからない
8.2%
短大卒
4.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
2.0%
特に必要ない
18.4%
わからない
18.4%
2年超~3年以下
16.3%
3年超~5年以下
12.2%
6ヶ月超~1年以下
10.2%
1年超~2年以下
10.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下
6.1%
5年超~10年以下
6.1%
10年超
2.0%
特に必要ない
36.7%
わからない
14.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
10.2%
6ヶ月超~1年以下
10.2%
1年超~2年以下
10.2%
2年超~3年以下
8.2%
10年超
4.1%
1ヶ月以下
2.0%
3年超~5年以下
2.0%
5年超~10年以下
2.0%
1年超~2年以下
26.5%
6ヶ月超~1年以下
18.4%
1ヶ月超~6ヶ月以下
14.3%
わからない
14.3%
3年超~5年以下
10.2%
2年超~3年以下
8.2%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
2.0%
1ヶ月以下
2.0%
5年超~10年以下
2.0%
10年超
2.0%

関連資格

司法書士

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
53.1%
自営、フリーランス
53.1%
パートタイマー
6.1%
経営層(役員等)
6.1%
契約社員、期間従業員
2.0%
その他
2.0%

この仕事、自分に向いてるか気になったら

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOKです。アドバイザーが一緒に考えます。

LINEで無料相談する