原料肉を分割・整形した後、塩づけ、くん煙などの加工をして、ハム・ソーセージ・ベーコンを製造する。
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LINEで無料相談するハム・ソーセージ・ベーコン製造とはどんな仕事?
ハム・ソーセージ類には、豚肉を使って作られるロースハムやベーコン、発祥の地名がそのまま品名になっているウインナーやフランクフルト、日本独特のプレスハムなど色々な種類があるが、これらを造るのが仕事です。
製造工程は商品の種類によってさまざまであります。
ハムは、豚肉を整形し、低温で塩せきし、ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げます。生ハムは低温で長時間くん煙し、加熱しないで徐々に乾燥して仕上げます。
塩せきとは、原料肉を食塩、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)、砂糖、香辛料などを溶かした液(ピックル)に一定期間漬け込むことで、これにより製品を熟成させ風味を増すとともに、肉の色が変わらないようにし、保存性を高めることができます。
豚ばら肉を使ったベーコンは、わき腹肉についている肋骨などを取り除いて長方形に整形し、ハム類と同様に塩せきした後に乾燥し、長時間くん煙して作ります。
ソーセージは、塩せきした原料肉をチョッパーで細切し、カッターで香辛料、調味料などと混ぜ合わせ、スタッファーで天然腸ケーシング(羊腸、豚腸など)、又は人工ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げます。
よく使う道具、機材、情報技術等
チョッパー(肉挽き機)、カッター(肉練り機)、スタッファー(充填機)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 出来上がった製品に異常や異物がないか、目視や機械で確認する。(実施率 93%)
- 肉やその他の原材料を調達し、在庫を管理する。(実施率 93%)
- 専用の器具や機械を用いて、製品の品質を検査する。(実施率 90%)
- ラベルを貼り、包装する。(実施率 88%)
- 設備機械の保守、点検、修理をする。(実施率 85%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、ハム・ソーセージ・ベーコン製造の年収は396.7万円、平均年齢は43.5歳、月間労働時間は164時間です。
有効求人倍率は3.75で、求人賃金(月額)は21.9万円となっています。
未経験からハム・ソーセージ・ベーコン製造になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者を対象とする求人では、農業科、食品科のある高校、大学などに求人票が提出される場合が多い。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどです。
採用後、一般的な知識から専門知識までを教える研修期間を設けたり、数カ月間商品の販売業務を経験させた後に、製造部門に配置する企業もあります。
ハム・ソーセージ類は種類が多く、その製法、工程も異なるので、製品ごとに原料肉や食品添加物等の配合、製造機械・装置の操作法、品質・衛生管理などを習得する必要があります。ハム・ソーセージ等の食肉製品を製造する工場には、「食品衛生法」により最低1名の食品衛生管理者を置かなければなりません。また、関連資格として、厚生労働省が定める技能検定の「ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士」があります。
関連する資格
- 食品衛生管理者
- 1級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士
- 2級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士