WHAT どんな仕事?
ハム・ソーセージ類には、豚肉を使って作られるロースハムやベーコン、発祥の地名がそのまま品名になっているウインナーやフランクフルト、日本独特のプレスハムなど色々な種類があるが、これらを造るのが仕事である。
製造工程は商品の種類によってさまざまである。
ハムは、豚肉を整形し、低温で塩せきし、ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げる。生ハムは低温で長時間くん煙し、加熱しないで徐々に乾燥して仕上げる。
塩せきとは、原料肉を食塩、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)、砂糖、香辛料などを溶かした液(ピックル)に一定期間漬け込むことで、これにより製品を熟成させ風味を増すとともに、肉の色が変わらないようにし、保存性を高めることができる。
豚ばら肉を使ったベーコンは、わき腹肉についている肋骨などを取り除いて長方形に整形し、ハム類と同様に塩せきした後に乾燥し、長時間くん煙して作る。
ソーセージは、塩せきした原料肉をチョッパーで細切し、カッターで香辛料、調味料などと混ぜ合わせ、スタッファーで天然腸ケーシング(羊腸、豚腸など)、又は人工ケーシングに充填した後、乾燥・くん煙し、湯煮(蒸煮)して仕上げる。
よく使う道具、機材、情報技術等
チョッパー(肉挽き機)、カッター(肉練り機)、スタッファー(充填機)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
出来上がった製品に異常や異物がないか、目視や機械で確認する。
重要度 4.08
肉やその他の原材料を調達し、在庫を管理する。
重要度 3.46
専用の器具や機械を用いて、製品の品質を検査する。
重要度 3.78
設備機械の保守、点検、修理をする。
重要度 3.56
ハムの中間品を乾燥し、スモークハウスでくん煙する。
重要度 3.71
ボンレスハムやロースハムは、くん煙が終ったら湯煮し、冷暗所で冷却する。
重要度 3.63
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者を対象とする求人では、農業科、食品科のある高校、大学などに求人票が提出される場合が多い。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。
採用後、一般的な知識から専門知識までを教える研修期間を設けたり、数カ月間商品の販売業務を経験させた後に、製造部門に配置する企業もある。
ハム・ソーセージ類は種類が多く、その製法、工程も異なるので、製品ごとに原料肉や食品添加物等の配合、製造機械・装置の操作法、品質・衛生管理などを習得する必要がある。ハム・ソーセージ等の食肉製品を製造する工場には、「食品衛生法」により最低1名の食品衛生管理者を置かなければならない。また、関連資格として、厚生労働省が定める技能検定の「ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士」がある。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
4.3%
関連資格
食品衛生管理者1級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士2級ハム・ソーセージ・ベーコン製造技能士
関連団体