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SHIGOTO COLUMN

臨床工学技士とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 医療(専門職)

医師の指示のもと、人工呼吸器・人工透析装置・人工心肺などの生命維持管理装置の操作を行うほか、多種にわたる医療機器の保守点検・管理を行う。

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臨床工学技士とはどんな仕事?

医師の指示のもと、人工呼吸器・人工透析装置・人工心肺などの生命維持管理装置の操作を行うほか、多種にわたる医療機器の保守点検・管理を行う技術者です。

臨床工学技士の代表的な業務としては、人工呼吸器の作動確認をする呼吸治療業務や体外循環装置の操作や点検をする人工心肺業務、血管治療に伴う穿刺や人工透析装置の操作をする血液浄化業務、手術室の機器操作や管理を行う手術室業務などのほか、医療施設の様々な分野で使用される医療機器を、安全に使用できるようにまた、機器の性能が維持できるように保守・点検をする医療機器管理業務などを行っています。あらゆる医療スタッフが使いやすい機器を他職種と連携して選定し、いつでも安心して使用できるように点検・整備を行い、故障に対しては速かに修理する等医療機器のトータルケアを担当し、そこには医療に必要な工学的知識が要求されます。

生命維持管理装置、人工透析装置や人工心肺装置等は、操作を誤ったり故障したりすると生命に直接かかわる重要な装置でるため、その取扱いには細心の注意を払う必要があります。

よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン、医療機器(人工呼吸器、人工透析装置、体外循環装置、人工心肺装置等)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 医療用機器の部品や稼動に必要な試薬や備品を準備し、管理する。(実施率 100%)
  • 医師の指示あるいは所定の手順に従い、医療用機器を調節・制御する。(実施率 100%)
  • 医療用機器を使用している間、計器、記録計、モニター画面を監視・調整する。(実施率 100%)
  • 医療機器を点検し、修理や調整をする。(実施率 100%)
  • 医療機器の仕様・取扱いに関して現場スタッフに教育し、安全に操作できるようにする。(実施率 98%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、臨床工学技士の年収は454.2万円、平均年齢は37.6歳、月間労働時間は159時間です。

有効求人倍率は1.83で、求人賃金(月額)は24.4万円となっています。

未経験から臨床工学技士になるには?

臨床工学技士国家試験に合格し、厚生労働省医政局医事課試験免許室に申請することによって臨床工学技士名簿に登録が行われ、厚生労働大臣による免許が発行されます。受験資格を得るためには、高校卒業後、臨床工学技士養成校で専門教育を3年間受けるほか、医療系(医師、看護師、その他の医療技術職)の学校や医用工学系の大学で必要な専門科目を履修したうえで1~2年の短期コースを修了するか、大学で指定科目を修了して卒業することでも受験資格が得られます。

また、国家資格を取得した臨床工学技士に対し、関連学会が独自に行っている透析技術認定士、体外循環技術認定士などの学会認定資格制度もあります。これは臨床工学技士がより高度で専門性の高い業務に従事できるための能力の向上と、よりよい医療サービスを目指したものです。生命にかかわる仕事であるため、異常事態が起きた時、冷静沈着な対応が要求されます。絶えず慎重に仕事を行い、細心の注意を払うことが必要です。

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