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SHIGOTO COLUMN

はり師・きゅう師とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 医療(専門職)

東洋医学や現代医学に基づき、患者の症状の改善のためにはりやきゅうでツボを刺激する。

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はり師・きゅう師とはどんな仕事?

はり師は身体のツボをはりで刺激し、きゅう師はツボをきゅうで暖めることで、人間の自然治癒力を活性化させて病気を治療します。

はり・きゅう治療の背景である東洋医学では、「気」(生命エネルギー)が全身をめぐり生命を保っていて、「気」のめぐりが悪くなると病気になると考えます。「気」のとどこおりや詰まりを調整する場所がツボ(経穴)であり、ここを刺激することで人間の自然治癒力を高めます。副作用がほとんど見られない医療法といわれています。

はり治療に用いるはりは直径0.2㎜の髪の毛ほどの太さです。患者の症状に応じて、ツボを指で探し当てて、消毒したはりをトントンと叩くようにして瞬間的に皮膚を通過させます。患部だけでなく、その周辺の神経にも刺激を与えます。また、皮膚に刺したはりを電極にして弱い電流を流すことによって、はりの効果を倍増させる方法も行われています。

きゅう治療の場合は、指で患部周辺を押してツボを探し、ツボに適量のもぐさをのせ線香の火をつけて燃やし、熱の刺激で治療します。また、皮膚の上ではなく台座の上にもぐさを置く方法もあります。

実際にははり師ときゅう師の両方の免許を持って施術をしている人が多い。

よく使う道具、機材、情報技術等

はり、きゅう

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 患者に症状を聞き、体の状態を観察・確認する。(実施率 100%)
  • 患者の体に触れ、患者の症状に応じて、ツボを指で探し当てる。(実施率 100%)
  • 人体の所定のツボを確認し、身体表面の部位を消毒する。(実施率 100%)
  • 決められた方式に従ってステンレスなどのはりを刺し入れ、患部とその周辺の神経に刺激を与える。(実施率 100%)
  • 治療中に患者と会話し、治療後には体の状態を確認する。(実施率 100%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、はり師・きゅう師の年収は454.2万円、平均年齢は37.6歳、月間労働時間は159時間です。

有効求人倍率は0.92で、求人賃金(月額)は27万円となっています。

未経験からはり師・きゅう師になるには?

職業としてはり・きゅうを行うには、はり師免許、きゅう師免許を取る必要があります。

はり師試験、きゅう師試験を受けるには、認定された専門学校か大学・短大ではり・きゅうの技能と知識を3年以上修学する必要があります。視力障害者の場合は、盲学校や視力障害センターなどで学ぶことが多い。なお、視覚障害者の場合には、中学校卒でも5年の教育を受ければ、国家試験の受験資格が得られます。

はり・きゅう治療院などに数年間勤務して経験を積んでから、独立開業するケースが多く見られます。

患者に直接接して治療することから、治療技術に加えて適切なコミュニケーションを通して相手の気持ちを和ませ、信頼関係を築くことが求められます。

関連する資格

  • はり師
  • きゅう師

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