ホーム / コラム / しごと図鑑 / 観光バス運転士
SHIGOTO COLUMN

観光バス運転士とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 運転・輸送

定期観光バスや、修学旅行やツアーなど団体旅行のための貸切観光バスを運転する。

中卒・高卒・第二新卒の転職相談、無料で受付中

LINEで無料相談する

観光バス運転士とはどんな仕事?

名所旧跡や観光施設を巡る定期観光バスや、修学旅行やツアーなどの団体旅行で使用する貸切観光バスを運転します。

貸切観光バスの場合は、通常、乗車予定の3日ほど前に担当業務が決定するので、運行予定に基づいて道路の渋滞状況などの情報を集めて出発に備えます。当日は、所属する営業所に出勤し、その日の運行予定路線と乗務する車両の確認をします。エンジンオイルや燃料の油量の確認、ブレーキの利き具合のチェック、ドアの開閉装置の点検等を行います。運行管理者からの点呼(連絡・指示の伝達)時には、健康管理面の確認や、検知器によるアルコールチェックを受けます。特に、経由地、発着時刻、宿泊場所などについて、バスガイドが同乗する場合はバスガイドとともに、運行管理者から詳しい指示を受けます。

集合した客をバスに乗せ、添乗員やバスガイド、また、複数台で運行する場合は同僚の運転士と打ち合わせて目的地に向かいます。走行中は常に安全運転を心がけ、車内安全面とともに車内の雰囲気にも気を配って楽しい旅行を演出することも必要となります。カーナビゲーション機能の装備等の運転支援機器類の整備によって、以前よりも運転負担が軽減されています。交通渋滞などにより、必ずしも予定の走行ができない場合もあるが、概ね指示されたスケジュール通りに観光地、食事や休憩場所を回れるように発着時刻に留意して運転します。予定のコースを終えて乗客を降ろしたら、営業所に戻って、作業日報に走行距離などを記入します。運行記録に関しては、デジタルタコグラフにより運行管理者がリアルタイムに把握するバス事業者もみられ、エコ運転等の運転スキル向上に有効活用されたり、運転士の日報作成の事務負担が軽減されているケースもあります。

よく使う道具、機材、情報技術等

バス車輌及び付属機器(デジタルタコグラフ、ドライブレコーダー、運行関連の連絡・記録用機器)、アルコール検知器

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 運行予定のルートや行程を事前に確認する。(実施率 100%)
  • 運行前にアルコール検査を受ける。(実施率 100%)
  • 乗客と挨拶や会話をする。(実施率 100%)
  • バスを洗車する。(実施率 100%)
  • 車内の清掃や消毒、換気をする。(実施率 100%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、観光バス運転士の年収は453.1万円、平均年齢は56歳、月間労働時間は168時間です。

有効求人倍率は7.66で、求人賃金(月額)は23.1万円となっています。

未経験から観光バス運転士になるには?

学歴は不問だが、就業には大型自動車第二種免許が必要となります。同免許の受験資格は所定の免許を取得し、その運転経験が通算3年以上であることなどが条件です。そのため、これまではトラックドライバー、タクシー運転手などからの転職者が多かった。昨今の運転士不足の状況の中で、大型自動車第二種免許の取得を積極的に支援する企業が増えており、そうした場合、採用時には免許を持っていなくても、入社後に免許を取得するという条件で採用されます。また、採用手段として求人エージェントの積極活用や、複数のバス事業者による合同面接会の開催等の取組みがみられます。このような動きもあり、前述のように必ずしも運転を職業とする者による転職だけでなく、他業種や業界未経験者からの入職が増えています。さらに、制度改正により、一定時間の特例教習を修了することで19歳から大型免許を取得できるようになっており、若年層が入職しやすい環境が整えられています。

採用に当たっては、運転技能だけでなく、注意力や目と手足の正確で敏速な共応といった適性が重視されます。また、安全意識の高さや交通法規等の遵法意識はもちろんのこと、接客業務として、適切なコミュニケーション力や丁寧な態度が求められます。乗務に当たっては、道路渋滞等さまざまなイレギュラーな状況に即応できる柔軟性や耐性が必要となります。

採用されると1?2カ月の就業前訓練を受け、乗客に対する接遇、運転の実地訓練、周辺の地理などについて学習します。訓練修了時に行われる各営業所での実地試験に合格した後、業務に就きます。経験を積むにつれて、宿泊を伴うコースや高速道路を長時間走るコースも担当します。また、勤務する企業によっては、路線(乗合)バスの運転士を経て観光バス運転士になる場合や、路線(乗合)バスと観光バスの双方に乗務する場合があります。定年年齢まで運転士の仕事を続ける者が多いが、運行管理や事務に異動し営業所の所長になる人もいます。事務職や管理職となる場合、社内試験制度があるケースもあります。

関連する資格

  • 大型自動車第二種免許

転職のこと、一人で悩まないで。

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOK。無料で相談できます。

LINEで無料相談する