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船舶機関士とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 運転・輸送

船舶の機関部で機関員を指揮しながら、エンジン(主機関)、発電機、ボイラー、その他の各種機器の管理を行う。

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船舶機関士とはどんな仕事?

船舶の機関部で機関員を指揮しながら、エンジン(主機関)、発電機、ボイラー、その他の各種機器の管理を行います。

航海中は、機関制御室で各種計測装置から状況や記録を監視し、航海に支障がないよう努めます。定期的に機関室を見回って、主機関や発電機などの回転音、冷却水や潤滑油の温度・圧力をチェックして、音や数値に異常がないことを確認します。また、計画されている保守整備作業なども行います。

異状発生時には、直ちに応急処置をとるとともに、その原因を調べ、機関長に状況を報告します。荒天や非常事態の場合には、所定の位置について船長や機関長の指示に基づいて行動します。自らの判断で緊急に取った措置については、すぐに機関長に報告します。

停泊中は、主機関、発電機、ボイラーなどの整備を行い、燃料や備品・消耗品を補給して次の航海に備えます。航海中の機器運転管理の他に、整備計画を立案し、その時々の状況に応じて必要な点検整備、故障箇所の修理を行います。

最も安全に気を使う出入港時は、所定の配置につき、主機関や関連する補助機械類が船長の指示に対し確実に対応するように機関室全域を点検します。

大型の船舶では機関長を含めて複数の機関士が同乗しており、機関長は機関部の最高責任者として責任を負い、他の機関士を指揮します。

よく使う道具、機材、情報技術等

計測装置、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 航海中は、航海に支障がないよう機関制御室で各種計測装置を監視する。(実施率 100%)
  • 所定の時間に機関室を巡回し、機関部分の運転の点検をする。(実施率 100%)
  • 機関の運転に関する計測記録を分析し、機関故障の防止に努める。(実施率 100%)
  • 異常が認められた場合には、応急処置を取り、原因を調査して機関長に報告する。(実施率 100%)
  • 停泊中に主機関、発電機、ボイラーを整備する。(実施率 100%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、船舶機関士の年収は470.1万円、平均年齢は47.1歳、月間労働時間は164時間です。

有効求人倍率はで、求人賃金(月額)は万円となっています。

未経験から船舶機関士になるには?

船舶機関士になるには、海技従事者国家試験に合格して、海技士(機関)免許を取得する必要があります。

一般的には、旧商船大学(現在は東京海洋大学と神戸大学)、商船高等専門学校、海上技術の学校等に進学し、各種の機関・機器に関する理論と実技両面について所定の修業年限を積んだ後、在学中又は卒業後に乗船実習を航海訓練所や学校所属の練習船で行います。大型の船舶に乗るには上級の免許が求められ、それに応じた乗船経験も必要となります。

船上では船長を中心とした秩序が大切であり、規律を守ることが求められます。また、機関員を指導し、チームワークを作り上げるリーダーシップも必要となります。騒音や気温の変化などの厳しい作業環境や不規則な勤務形態の他、時差がある場合もあり、このような環境での仕事に耐えられる体力と忍耐力が求められます。

関連する資格

  • 海技士(機関)免許

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