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電車運転士とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 運転・輸送

乗客や貨物をのせた電車を運転し、安全かつ正確に目的地まで運ぶため、発車の準備、運転、到着後の報告、事故があった場合の処置などを行う。

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電車運転士とはどんな仕事?

乗客や貨物をのせた電車を運転し、安全かつ正確に目的地まで運ぶため、発車の準備、運転、到着後の報告、事故があった場合の処置などを行います。鉄道路線によっては電気機関車を運転する場合もあります。

運転前には、所属する電車区・運転区で点呼を受け、キーと運転予定の書かれた時刻表を受け取ります。担当車両のモーター等に通電して車両の調子を点検します。ブレーキやパンタグラフ(集電装置)を作動させ正常であることを確認して、車庫から電車を出庫させ駅のホームまで移動させます。

駅では乗客が安全に乗降したのを確認し、車掌がドアを閉め、その出発合図に従って電車運転士が信号を確認し、発車します。運転中は、信号や踏切、線路の状態に注意し、車両の型、車両数や車両のくせ、混み具合や積載量、天候などにより加速・制動の具合が変わるので、これらに十分に配慮して時刻表どおりの正確な発着に努めます。また、到着時間の遅れや病人の発生などの不測の事態に際しては適切に対応し、できるだけスムーズに電車を運行させます。決められた区間の運転が終わると、次の運転士に交替し、所属する電車区・運転区の助役に運転状況を報告します。

万が一事故が起きた場合には、被害を最小限にくいとめるよう車掌とともに乗客の救出や誘導を行い、運行司令室等に連絡し指示を仰ぎます。また、列車を何らかの事情で駅間でとどめる場合には、後続の列車を緊急停車させるなど適切な措置を取ります。

ワンマン運転で、車掌の乗務がなくなり、電車運転士が一人で運行する路線も増えています。

よく使う道具、機材、情報技術等

電車、ATS(自動列車停止装置)、ATC(自動列車制御装置)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 運行計画に基づき、乗務前に各種の連絡事項を確認してから担当する電車に乗務する。(実施率 98%)
  • 運転前に、機器類の点検、安全装置のチェックをする。(実施率 98%)
  • 各種表示灯の点灯、信号標識灯を確認したうえで、電車を発車させる。(実施率 98%)
  • 駅のホームの停止目標に合わせて停車する。(実施率 98%)
  • 路線の状況に応じて速度を調節し、信号機、標識、線路の状況に注意しながら、ダイヤにしたがって運転する。(実施率 98%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、電車運転士の年収は719.2万円、平均年齢は41歳、月間労働時間は152時間です。

有効求人倍率は1.3で、求人賃金(月額)は19.8万円となっています。

未経験から電車運転士になるには?

電車運転士になるには、運転する動力車種に応じた運転免許が必要となり、身体検査、適性検査、法令や車両構造に関する試験、運転実技などの試験を受けます。国が指定する養成所を持っている大企業では運転講習課程の訓練を受けて合格基準に達すると国家試験が免除されます。

一般には、鉄道会社に入職後、駅務員や車掌を一定期間経験した上で運転士として選抜され、養成所で教育訓練が行われます。その後、運転士見習として約半年間、運転技能の指導を受けます。電車運転士になった後も日々の運行の中で運転技能を磨いていきます。定期的に非常時の訓練を受け、安全に対するスキルの向上を図ります。昇進試験によって運転区所の所長や助役、駅長に昇進する道も開かれています。

様々な状況に迅速に反応できる能力、沈着冷静に適切な判断を下せる能力が必要とされます。突発的な事態に備えて常に注意を集中させなければならないため、持続的に緊張感を保てる粘り強さも必要とされます。

関連する資格

  • 動力車操縦者(鉄道)運転免許

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