工作機械を操作して大量生産の部品を作るための金型を製作する。
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LINEで無料相談する金型工とはどんな仕事?
工作機械を操作して大量生産の部品を作るための金型を製作します。
金型とは、同じ形の製品や部品を同じ品質で大量に効率よく製造するために、金属材料で作られた「型」のことで、身のまわりのプラスチック製品から、電機・自動車部品、光学機器、生産機器、医療機器、建築資材などの同じ製品を大量に作る時に欠かせないものです。
金型は、大きいものは100トン以上、小さいものは手のひらに載るサイズまで製品に応じて多種多様で、精度ではサブミクロン(1万分の1ミリ)の超精密が要求されるものもあります。
まず、金型の設計業務では、主にCAD/CAMによって、技術者が設計図面を作成します。次に、機械加工工程では、コンピュータによる設計データや金型の設計図面に基づいて、工作機械を使って金属材料を加工します。仕上げ・組立工程では、表面にみがき等の仕上げをし、組立や調整を行って一式の金型を作製します。最終的に、完成した金型を用いて試作用設備で製品を試作して、必要な修正作業を行い、その品質を確認します。また、金型の修理の作業も行います。
よく使う道具、機材、情報技術等
金型、CAD/CAM、コンピュータ、NCフライス、マシニングセンター、NC工作機械
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 手作業、または研磨装置を操作して、金型表面を磨き、仕上げを行う。(実施率 84%)
- 部品を一式の金型に組み立てる。(実施率 82%)
- 金型の仕様について、取引先と打ち合わせをする。(実施率 80%)
- コンピュータによる設計データや金型の設計図面に基づいて、金属材料を加工するために工作機械を操作する。(実施率 80%)
- 金型を分解し、点検や修理、洗浄をする。(実施率 80%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、金型工の年収は465.3万円、平均年齢は45.3歳、月間労働時間は164時間です。
有効求人倍率は4.39で、求人賃金(月額)は23.3万円となっています。
未経験から金型工になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校等を卒業してすぐにこの職業に就くのが一般的です。また、他の職業からの中途採用もあります。
新規学卒者は、学校、ハローワークの紹介がほとんどです。中途採用は、ハローワーク、新聞、求人広告等で行われています。
高度の熟練技術が要求され、機械工学的な知識があると有利であるが、実務を通して経験を積むことが重要です。使用する機械や道具も多く、使い方を身につけ習得することが求められます。通常は、教育は汎用工作機械で、素材加工、部品加工作業などからはじめて基礎的な切削技術を習得してから、NCフライス、マシニングセンターなどのNC工作機械の操作を行います。
小規模工場の金型製作は、ほとんどの作業を一人で行うことが多いので、あらゆる工程を経験します。また、人数の多い職場の場合には加工作業が分業となり、当初は基礎的な加工作業を経験します。
関連する資格として厚生労働省が定める技能検定の「金型製作技能士」があり、資格を取得すると技術の証明として評価されます。
最後まで作業をやり抜く根気、粘り強さが必要です。また、金型は一品受注生産であり、決まった工程で同じものを作る作業ではなく、新しいことに対し好奇心をもって創意、工夫できることが求められます。
関連する資格
- 特級金型製作技能士
- 1級金型製作技能士
- 2級金型製作技能士