SHIGOTO COLUMN

大工とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 建設・土木

一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築の計画、構造施工の中核的な作業を行う。

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大工とはどんな仕事?

一般住宅、とりわけ木造住宅の新築や増改築の計画、構造施工の中核的な作業を行います。

大都市圏を中心に建物の高層化・不燃化が進み、鉄骨造・鉄筋コンクリート造など木造でない建築も増えているが、その内部には木質系の素材を使用する場合が多い。そうした内部設備の加工、組立て、取付けを行うことも多い。

仕事は、木工事を中心に、構造組み、造作加工などの作業の他に、建築計画を立て、建築主と相談しながら費用を見積り、工期を設定し、必要な資材や技能者を手配するなど工事請負人としての仕事や、建築現場で他職種の技能者を組織して、計画どおり工事が進むようにする工事管理の仕事など、広範囲にわたります。

住宅建築では、プラスチック系や金属系、窯業系など、木材系以外の建築資材が多用されています。それに合わせて、そうした建築資材の性質や、接着剤、接合金物類などの知識が求められます。また、ノコギリやノミ、カンナなど古くからある道具の他に、いろいろな電動工具・加工機具が使われるようになり、そうした工具・機具を使いこなすことも求められます。大工は工務店の経営者であることが多く、そうした場合には、工程・品質・原価など、工事を管理していくための知識や、人を指揮する能力も要求されます。

よく使う道具、機材、情報技術等

工具(かなづち、のこぎり、ノミ、カンナ等の手動工具、ドリル等の電動工具、加工器具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 材料を釘や接着剤で組み合わせ、構築物の基礎構造をつくる。(実施率 98%)
  • 下げ振りと水準器を使用して構造物の位置確認をする。(実施率 98%)
  • 窓や床材、飾り外装、建築金物といった構築物や備品を取り付けるために動力工具を操作する。(実施率 98%)
  • 手動工具、機械、動力のこぎりを使用して、木材を指定された寸法に切る。(実施率 96%)
  • 手動工具を使用して、構築物の損傷部品や不良部品を除去し、修理または交換する。(実施率 96%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、大工の年収は485.5万円、平均年齢は50.2歳、月間労働時間は174時間です。

有効求人倍率は2.47で、求人賃金(月額)は28.6万円となっています。

未経験から大工になるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。工務店への入職や大工の親方(棟梁)に弟子入りする方法と、公共職業訓練校や事業所内職業訓練校で所定の訓練を行った上で事業所へ就職する方法などがあります。

大工は、伝統技術を受け継ぎながら新しい住宅建築への要求に応えていくだけの向上心と器用さ、更には体力が必要とされます。ただし、電動工具などの大道具の機械化で大工の仕事の肉体的な負荷の軽減も進んでいます。

技術と統率力が向上すれば独立することも可能です。工務店の経営者になると工程、品質、原価など工事を管理していくための知識や指導力が求められます。なお、規模の大きな木造住宅の設計、工事管理をするためには、「二級建築士」や「木造建築士」の資格が必要で、親方の多くは、二級建築士や木造建築士資格を保有しています。

関連する資格

  • 二級建築士
  • 木造建築士

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