織機の運転や監視を行って織物を製造する。
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LINEで無料相談する織布工/織機オペレーターとはどんな仕事?
布地には、2種類の方向の糸を交錯させてつくった「織物」と、1本の糸を編んでつくった「ニット」があります。前者の「織物」をつくる「織布」工程で織機の運転・操作をします。
織物はすべてタテ方向に走っている経糸(たていと)と、それに直角に走っている緯糸(よこいと)を一定の法則で交錯させてつきます。織布には、経糸準備のための巻返、整経、糊付、経通(へどおし)の工程、緯糸準備のための巻返、管巻の工程、そして製織、仕上の工程があります。
経糸の準備工程では、まず経糸をコーンやチーズと呼ばれる糸巻に巻き取ります。次に、織物設計に従って必要な本数の経糸を、ビームと呼ばれる円筒形の糸巻き器に一定の長さに巻き取り、経糸が切れないよう、糊付機を使って糸に糊を付けて補強します。
緯糸の準備工程も、経糸とほぼ同様です。そして、経糸を織機に通す「経通し(へどおし)」の後、経糸の間に緯糸を挿入する製織工程に移ります。
製織工程では、織機と呼ばれる機械を用いるが、織機には、緯糸を経糸の間に通す方法によって、杼を使って通す有杼織機と、水や空気のジェット流に糸を乗せて通す無杼織機があります。通常はオペレーターが糸の補給と機械の運転・糸切れの補修を行います。
最後の仕上げの工程では、検反機などの機械を用いて、織物を検査し、折りたたみ、欠点の個所を修正し、格付けをします。
よく使う道具、機材、情報技術等
織機、コーン、チーズ、ビーム、糊付機、杼、無杼織機、検反機
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 完成した織物の数や品質をチェックし、発送する。(実施率 85%)
- 機械の調整および保守点検をする。(実施率 82%)
- 生機(きばた)を織機(しょっき、おりき)から下す。(実施率 76%)
- 織機を運転し、糸の補給や糸切れの補修を行う。(実施率 73%)
- 糸や機械部品を発注し、在庫を管理する。(実施率 73%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、織布工/織機オペレーターの年収は319.4万円、平均年齢は45.8歳、月間労働時間は168時間です。
有効求人倍率は3.6で、求人賃金(月額)は21.2万円となっています。
未経験から織布工/織機オペレーターになるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介によって入職する人たちがほとんどです。転職者やパートタイマーなどの中途採用の場合は、ハローワークの紹介や求人広告などにより入職しています。
入職後の教育は、企業や工場によってやり方に違いが見られます。入職直後から基礎的な知職や技能を習得する研修が行われ、その後は配属された職場で必要に応じて研修が行われます。こうした教育によって一人前の織機オペレーターとして仕事ができるようになります。
織物の品質を保つためには、多数の糸がムラなく流れるように配慮し、わずかな糸の張り具合の違いに注意を払う必要があるため、機敏さと手先の器用さ、また注意力や観察力が求められます。