印刷箱、貼箱、簡易箱、段ボール箱といった紙箱を製造する。
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LINEで無料相談する紙器製造とはどんな仕事?
紙器(しき)には主に「印刷箱」、「貼箱」、「簡易箱」、「段ボール箱」の4種類があり、これらの紙箱(かみばこ)を作ります。多様なニーズに対応し、様々な形態の箱が作成されています。
まず素材の紙を寸法通り機械で裁断し、箱を展開した形にします。さらに、折り曲げ部分に機械で罫(けい:折線)をつけ、折り曲げて箱の形にし、糊(のり)で接着して組み立てります。このとき、溝は紙質、形に合わせて溝部分への圧力を調節して、溝の深さを一定に保つ必要があります。糊を使う時は、紙の材質や温度によって糊の粘度を調節します。
あらかじめ素材の紙に印刷をしたり(印刷箱)、素材の紙の上に印刷紙やファンシーペーパー、小間(こま)紙、レザック、布などを貼り付けたり(貼箱)する場合もあります。この場合、通常は自動貼箱機を使うが、高級品の場合は手作業で行います。
簡易箱は、無地の板紙から打ち抜き、折り曲げて接着して製造します。
段ボール箱は、段ボールシートに印刷してから、折り曲げ、接着または針金留めなどをして箱に仕上げます。
紙器製造の仕事では、これらの作業を分担して行うが、近年は全工程の機械化も進んでいます。
よく使う道具、機材、情報技術等
自動貼箱機
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 原料の紙を裁断するために機械を操作する。(実施率 82%)
- 出来上がった製品を梱包、出荷する。(実施率 82%)
- 折り曲げ部分に溝を打ち込み、折り曲げて箱の形にする機械を操作する。(実施率 80%)
- 紙箱を組み立てるため、仮折り、折り込みをする機械を操作する。(実施率 78%)
- フォークリフトを運転する。(実施率 76%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、紙器製造の年収は434.2万円、平均年齢は44.9歳、月間労働時間は166時間です。
有効求人倍率は5で、求人賃金(月額)は21.5万円となっています。
未経験から紙器製造になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
入職すると、まず紙器の役割と箱の種類、生産に必要な機械設備などについて指導を受け、断裁作業、打抜き作業を覚えていきます。その後、経験を積んで他の作業も習得していきます。経験を積み班長や主任へ昇進していく場合もあります。
関連する資格として、厚生労働省が定めた技能検定の「紙器・段ボール箱製造技能士」があり、資格を取得すると技能の証明として評価されます。
平面からできあがりの立体を想像できる空間判断力、きれいに貼り付けるための手・指先の器用さなどが求められます。
関連する資格
- 1級紙器・段ボール箱製造技能士
- 2級紙器・段ボール箱製造技能士