戸・襖(ふすま)・障子(しょうじ)などの木製建具(たてぐ)を製造し、取り付ける。
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戸・襖(ふすま)・障子(しょうじ)などの木製建具(たてぐ)を製造し、取り付けます。
現在、建築物の外部に面する開口部には金属製ドアなどの建具が使用される場合が多いが、内装に関しては木製の建具が使用される場合もあります。一般住宅においては、各部屋の入口の戸、押入、クローゼット等の戸、襖、障子等があり生活には欠かせないものとなっています。
建具は、戸や扉など単体のみを作るだけでなく開口部に取り付けて、はじめて役目を果たすものが多い。したがって仕事としては、製造作業と、取り付け作業に大きく分けられます。製造作業の流れは、まず機械を使って木材を切断し、表面を削ったり穴を開けたりする木工機械作業を行ないます。必要に応じてのみ、かんな等の手工具で加工をし、各部品ができたら、接着剤等を併用して建具のかたちに組立てります。表面は、木材の生地のままの場合や、塗装による仕上げ、化粧合板による仕上げ等があります。塗装は建具製造事業所で行なう場合と、現場で塗装業者が行なう場合があります。
取り付け作業は、現場で必要に応じ、電動工具やのみ、かんな等を使って切削等を行い建具の開閉形式によって様々な金物等を取り付けながら行ないます。
よく使う道具、機材、情報技術等
木工機械、工具(かんな、のみ、刃物、かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、除じん装置、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 寸法等出来上がり品の検査を行う。(実施率 92%)
- 材料となる木材や紙他を切断し部品を作る。(実施率 84%)
- 出荷のために包装等を行う。(実施率 82%)
- 設計図から制作図を作る。(実施率 79%)
- 部品を組み立てる。(実施率 79%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、建具製造の年収は434.2万円、平均年齢は44.9歳、月間労働時間は166時間です。
有効求人倍率は2.41で、求人賃金(月額)は22.4万円となっています。
未経験から建具製造になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介という経路をとります。中途採用の場合は、ハローワークや求人広告などにより入職することが多い。建具専門の職業訓練校もあり、職業訓練校で学んだ後に、就職するケースもあります。
建具製造の仕事には主材料である木材の性質や刃物、機械、工具、塗料、接着剤、工作法、建築に関する知識等が必要です。また、必要な技能としては、刃物の研磨と調整、加工段取り、機械工具の操作、傷の補修などがあるが、こうした技能は経験を積むことにより習得します。
関連する資格として、厚生労働省が定めた技能検定の「建具製作技能士」があり、資格を取得すると技能の証明として評価されます。
指先、手腕が器用であること、形態知覚が優れていることが望ましい。また、建築に関する一般的な知識があれば有利です。
関連する資格
- 1級建具製作技能士
- 2級建具製作技能士