WHAT どんな仕事?
戸・襖(ふすま)・障子(しょうじ)などの木製建具(たてぐ)を製造し、取り付ける。
現在、建築物の外部に面する開口部には金属製ドアなどの建具が使用される場合が多いが、内装に関しては木製の建具が使用される場合もある。一般住宅においては、各部屋の入口の戸、押入、クローゼット等の戸、襖、障子等があり生活には欠かせないものとなっている。
建具は、戸や扉など単体のみを作るだけでなく開口部に取り付けて、はじめて役目を果たすものが多い。したがって仕事としては、製造作業と、取り付け作業に大きく分けられる。製造作業の流れは、まず機械を使って木材を切断し、表面を削ったり穴を開けたりする木工機械作業を行なう。必要に応じてのみ、かんな等の手工具で加工をし、各部品ができたら、接着剤等を併用して建具のかたちに組立てる。表面は、木材の生地のままの場合や、塗装による仕上げ、化粧合板による仕上げ等がある。塗装は建具製造事業所で行なう場合と、現場で塗装業者が行なう場合がある。
取り付け作業は、現場で必要に応じ、電動工具やのみ、かんな等を使って切削等を行い建具の開閉形式によって様々な金物等を取り付けながら行なう。
よく使う道具、機材、情報技術等
木工機械、工具(かんな、のみ、刃物、かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、除じん装置、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
寸法等出来上がり品の検査を行う。
重要度 3.00
材料となる木材や紙他を切断し部品を作る。
重要度 3.25
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は、学校やハローワークの紹介という経路をとる。中途採用の場合は、ハローワークや求人広告などにより入職することが多い。建具専門の職業訓練校もあり、職業訓練校で学んだ後に、就職するケースもある。
建具製造の仕事には主材料である木材の性質や刃物、機械、工具、塗料、接着剤、工作法、建築に関する知識等が必要である。また、必要な技能としては、刃物の研磨と調整、加工段取り、機械工具の操作、傷の補修などがあるが、こうした技能は経験を積むことにより習得する。
関連する資格として、厚生労働省が定めた技能検定の「建具製作技能士」があり、資格を取得すると技能の証明として評価される。
指先、手腕が器用であること、形態知覚が優れていることが望ましい。また、建築に関する一般的な知識があれば有利である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
1級建具製作技能士2級建具製作技能士
関連団体