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SHIGOTO COLUMN

石油精製オペレーターとはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 工場・製造

原油を処理して各種石油製品を製造するための精製装置を運転・制御する。

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石油精製オペレーターとはどんな仕事?

原油を処理してつくられる石油製品にはLPG、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油、重油、潤滑油、アスファルトなどがあり、これらを製造する石油精製装置を運転・制御します。

石油の精製工程では、まず、原油を常圧蒸留装置でガス、ナフサ、灯油、軽油、常圧残油などに分けます。このままで製品となるものはほとんどなく、さらに、減圧蒸留、水素化精製、脱硫、接触改質、接触分解、水素化分解などの精製装置で処理して初めて製品となります。これらの石油精製装置は高度に自動化されており、コンピュータによって中央制御されているが、さらに無人化のシステム開発が進められています。

オペレーターの職場は現場と制御室に分かれ、現場の担当者「フィールドマン」は装置の巡回業務、制御室の担当者「ボードマン」は装置の制御が主な仕事になります。「フィールドマン」は装置の日常・定期点検を通して異常の早期発見、トラブルの未然防止や機器・設備の調整操作を行い、異常を発見すると素早く関連部署に連絡し、対応にあたります。「ボードマン」は通常は制御センター(計器室)内でコンピュータ画面を通じて装置の温度や圧力の変化などを監視し、異常を察知すると、現場と連絡を取りながらマニュアルにしたがって措置し、必要に応じて装置を安全に停止することで事故を防止します。

よく使う道具、機材、情報技術等

パソコン

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、石油精製オペレーターの年収は550万円、平均年齢は41.7歳、月間労働時間は156時間です。

有効求人倍率は4.07で、求人賃金(月額)は23.2万円となっています。

未経験から石油精製オペレーターになるには?

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者は高卒の場合、工業高校卒業者が多い。

入職後は、半年から1年程度、石油精製プロセスの基礎教育を受けます。その後、各職場に配属され、数年間現場の経験を積み、作業手順や装置運転に慣れてくると、ボードマンとして精製工程を制御するようになります。そして「危険物取扱責任者」や「高圧ガス製造保安責任者」の資格を取得して、班長などに就く場合もあります。転職や社内異動は少ないものの、精製装置の運転経験を生かし、製油計画や装置検査などの計画部門やエンジニアリング部門に異動することはあります。

大きな災害につながる可能性のある危険物を扱うため、複雑な化学反応・作業工程のプロセスへの理解とともに、注意深く冷静な行動が必要となります。また、深夜勤務を含め労働時間が変則的なため一定の体力が求められます。化学・機械に興味を持ち、規則をよく守り、責任感のある人が必要とされます。

関連する資格

  • 高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)
  • 高圧ガス製造保安責任者(甲種機械)
  • 高圧ガス製造保安責任者(第一種冷凍機械)
  • 危険物取扱者(甲種)
  • 危険物取扱者(乙種)
  • 危険物取扱者(丙種)

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