建設現場や土木作業現場において、建設機械では対応できない細部の作業や機械化が困難な諸作業を行う。
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LINEで無料相談する建設・土木作業員とはどんな仕事?
道路の建設、河川の治水、土地造成などの土木工事の中には、大型建設機械では対応できない細部の作業や多種少量で機械化が困難な諸作業など、人力で行うことが不可欠な作業があり、このような作業を行うのが建設・土木作業員です。
主として小型の重機械やベルトコンベア、軽量の削岩機などを使って行う掘削や盛土、コンクリートポンプやシュートを使うコンクリートの打ち込みと締め固め、また、一輪車を使ってブロックや石を運び、それを積む作業、芝張りなどの作業の他、重機械作業や鉄筋型枠組み立て、くい打ち作業等に伴う補助作業を行います。
作業方法や作業手順、機械工具や資材の取扱い、安全衛生などについての具体的な指導は、直接指示命令をする作業長(世話役)が行い、雇用責任者や土木技術者は、専門的な工事施工上の知識や関係法令について指示・命令を行います。
現場に入ると、仕事を始める前に、土木技術者や作業長から仕事内容の説明を受け、作業中は主に作業長又は作業指揮者の監督指示の下に作業を行います。
よく使う道具、機材、情報技術等
削岩機、コンクリートポンプ、シュート、一輪車、軽量ブルドーザー、小型クレーン、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 落下物を防止するため、養生する。(実施率 79%)
- 玉掛作業をする。(実施率 77%)
- コンクリートを流し込んでならし、固める。(実施率 72%)
- 建設機械が作業した後の調整や後処理をする。(実施率 72%)
- つるはしやスコップなどの道具や小型建機を使用して、穴を掘る。(実施率 67%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、建設・土木作業員の年収は435.2万円、平均年齢は46.7歳、月間労働時間は164時間です。
有効求人倍率は9.48で、求人賃金(月額)は27.3万円となっています。
未経験から建設・土木作業員になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
入職経路には、中学・高校等を卒業してそのまま入職する場合と、他の産業からの転職のほか、農閑期などで季節労働者となって働く場合など、多様です。
就労前には安全確保の観点から工事の内容、会社の規則、作業場における規律や危険区域に関する事前教育を受けます。高度な技能を要する作業にはその内容に応じた資格が求められ、軽量ブルドーザーや小型クレーンを運転するには特別教育を受ける必要があります。ガス溶接や玉掛作業を行う場合には一定の技能講習を修了しなければなりません。
立ち作業、かがみ作業、単純作業、反復作業の連続なので、体力と持久力が求められます。共同で行う作業も多く協調性も求められます。
作業環境によっては危険な要素も出てくるので、それらを未然に防止して快適に働くために、注意力、集中力も必要となります。
建設・土木作業員の研修は、建設業労働災害防止協会などが主催して労働安全衛生法に基づく技能講習などが行われています。
従事する現場に使用したことのない新しい機械が導入されたり、自分で運転する以外にも機械の近くで作業をすることが多いため、機械の機能についてある程度の知識が必要となります。
普通自動車免許などを持っていれば、小型トラックによる材料の小運搬(現場の中での運搬など)に従事することができます。
仕事の知識と経験を積み、指導力があれば、作業現場の第一線指揮者である作業長(世話役とも呼ばれる)になることができます。
作業長に昇進するために義務づけられている資格は特にないが、土木施工管理技士、地山の掘削及び土止め支保作業主任者、玉掛技能者などの資格を取得している人もいます。しかし、作業長に求められる一番の要素は、作業を安全かつ円滑に進行するために必要な作業管理能力、後進を指導するために必要な技能と指導力です。
関連する資格
- 1級土木施工管理技士
- 2級土木施工管理技士
- ガス溶接技能者
- 玉掛技能者
- 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者
- 1級土木施工管理技士補
- 2級土木施工管理技士補
- 日本躯体コンクリート打込み・締固め工団体検定1級
- 日本躯体コンクリート打込み・締固め工団体検定2級