WHAT どんな仕事?
道路の建設、河川の治水、土地造成などの土木工事の中には、大型建設機械では対応できない細部の作業や多種少量で機械化が困難な諸作業など、人力で行うことが不可欠な作業があり、このような作業を行うのが建設・土木作業員である。
主として小型の重機械やベルトコンベア、軽量の削岩機などを使って行う掘削や盛土、コンクリートポンプやシュートを使うコンクリートの打ち込みと締め固め、また、一輪車を使ってブロックや石を運び、それを積む作業、芝張りなどの作業の他、重機械作業や鉄筋型枠組み立て、くい打ち作業等に伴う補助作業を行う。
作業方法や作業手順、機械工具や資材の取扱い、安全衛生などについての具体的な指導は、直接指示命令をする作業長(世話役)が行い、雇用責任者や土木技術者は、専門的な工事施工上の知識や関係法令について指示・命令を行う。
現場に入ると、仕事を始める前に、土木技術者や作業長から仕事内容の説明を受け、作業中は主に作業長又は作業指揮者の監督指示の下に作業を行う。
よく使う道具、機材、情報技術等
削岩機、コンクリートポンプ、シュート、一輪車、軽量ブルドーザー、小型クレーン、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
落下物を防止するため、養生する。
重要度 3.38
コンクリートを流し込んでならし、固める。
重要度 2.81
建設機械が作業した後の調整や後処理をする。
重要度 2.61
つるはしやスコップなどの道具や小型建機を使用して、穴を掘る。
重要度 2.72
ブロックを所定の方法で積み上げる。
重要度 2.58
作業現場の樹木の伐採や、雑草などの刈り取りをする。
重要度 2.52
排出された土砂や岩石を建機を用いて搬出し、盛り土にする。
重要度 2.68
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
入職経路には、中学・高校等を卒業してそのまま入職する場合と、他の産業からの転職のほか、農閑期などで季節労働者となって働く場合など、多様である。
就労前には安全確保の観点から工事の内容、会社の規則、作業場における規律や危険区域に関する事前教育を受ける。高度な技能を要する作業にはその内容に応じた資格が求められ、軽量ブルドーザーや小型クレーンを運転するには特別教育を受ける必要がある。ガス溶接や玉掛作業を行う場合には一定の技能講習を修了しなければならない。
立ち作業、かがみ作業、単純作業、反復作業の連続なので、体力と持久力が求められる。共同で行う作業も多く協調性も求められる。
作業環境によっては危険な要素も出てくるので、それらを未然に防止して快適に働くために、注意力、集中力も必要となる。
建設・土木作業員の研修は、建設業労働災害防止協会などが主催して労働安全衛生法に基づく技能講習などが行われている。
従事する現場に使用したことのない新しい機械が導入されたり、自分で運転する以外にも機械の近くで作業をすることが多いため、機械の機能についてある程度の知識が必要となる。
普通自動車免許などを持っていれば、小型トラックによる材料の小運搬(現場の中での運搬など)に従事することができる。
仕事の知識と経験を積み、指導力があれば、作業現場の第一線指揮者である作業長(世話役とも呼ばれる)になることができる。
作業長に昇進するために義務づけられている資格は特にないが、土木施工管理技士、地山の掘削及び土止め支保作業主任者、玉掛技能者などの資格を取得している人もいる。しかし、作業長に求められる一番の要素は、作業を安全かつ円滑に進行するために必要な作業管理能力、後進を指導するために必要な技能と指導力である。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
1級土木施工管理技士2級土木施工管理技士ガス溶接技能者玉掛技能者地山の掘削及び土止め支保工作業主任者1級土木施工管理技士補2級土木施工管理技士補日本躯体コンクリート打込み・締固め工団体検定1級日本躯体コンクリート打込み・締固め工団体検定2級
関連団体