化学、物理、法医学等の専門知識を踏まえ、科学的な見地から犯罪捜査に関わる鑑定や研究等を行う。
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LINEで無料相談する科学捜査研究所鑑定技術職員とはどんな仕事?
化学、物理、法医学等の専門知識を踏まえ、科学的な見地から犯罪捜査に関わる鑑定や研究等を行います。
業務内容の詳細は、各都道府県警察本部の科学捜査研究所により異なるが、主に専門知識の分野によって、化学科、物理科、法医科、文書科、心理科の5職種に分けられます。
「化学科」では、火薬や油類の鑑定、覚せい剤や大麻等の違法薬物や毒物の鑑定、微細証拠物の検査等を行います。
「物理科」では、出火事件等の原因究明、銃器や弾丸等の鑑定、脅迫電話等の音声鑑定、防犯カメラの画像解析等を行います。
「法医科」では、血液や毛髪等からのDNA型鑑定、白骨死体の復顔等を行います。
「文書科」では、脅迫文書等の筆跡鑑定、印影や印刷物の鑑定等を行います。
「心理科」では、ポリグラフによる鑑定、犯罪者プロファイリング等を行います。
よく使う道具、機材、情報技術等
ポリグラフ、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン、顕微鏡
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 持ち込まれた証拠物件をそれぞれの専門分野に応じて調べる。(実施率 100%)
- 事件現場や証拠品の撮影をする。(実施率 100%)
- 薬品や化学物質の成分を分析するために、分析装置を操作する。(実施率 98%)
- 毛髪や体液などから人物を同定するために、分析装置を操作する。(実施率 95%)
- 写真やビデオ映像、音声の解析作業をする。(実施率 93%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、科学捜査研究所鑑定技術職員の年収は802万円、平均年齢は42.5歳、月間労働時間は159時間です。
有効求人倍率は0.45で、求人賃金(月額)は28万円となっています。
未経験から科学捜査研究所鑑定技術職員になるには?
都道府県ごとに採用試験の状況は異なるが、専門職として採用され、科学捜査研究所に配属されます。
採用人数は少なく、採用のない年もあります。受験資格では、大学において、化学、物理学、生物学等の職種に関連ある学科を卒業した者(卒業見込みを含む)であることが条件となっている都道府県警察もあります。
採用後、警察学校等で警察の組織や制度等について研修を受けた後、配属となります。その後も、専門知識や技術を高度に磨き上げるため、警察庁の科学警察研究所での研修制度等があります。
経験を積んで職階が上り、本部管理職に昇進する場合もあります。
犯罪捜査の一端を担う仕事であり、常に迅速、正確、中立的な鑑定結果が求められます。どんな状況でも客観的に対応できる冷静さ、的確な判断力が必要です。