公共職業能力開発施設や、認定職業訓練施設などにおいて、訓練生に対して、技能や技術、専門知識などの訓練指導や就職支援を行う。
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LINEで無料相談する職業訓練指導員とはどんな仕事?
職業能力開発促進法に規定された公共職業能力開発施設や、事業主団体や職業訓練法人が設置している認定職業訓練施設などにおいて、訓練生に対して、技能や技術、専門知識などの訓練指導やキャリアコンサルティングを通じた就職支援、ジョブ・カードの作成などを行います。「テクノインストラクター」とも呼ばれます。
まず、必要とされる職業能力を確立し、効率的に訓練するために、訓練目標の設定及びカリキュラムを策定します。次に、訓練を行う各科目の指導案を作成し、訓練で使用する教材の準備や資材の手配など、事前準備を行います。
訓練実施時には、訓練に使用する機械・設備を調整し、安全を確認します。訓練科目に応じて、訓練生に対し、電気工事、機械加工、自動車整備、溶接、情報処理などの技術習得に必要な訓練指導を行い、教室での座学では専門科目の講義をします。訓練中は、訓練生の技能習得度、知識の理解度などを把握しながら適切な指示を与えるとともに、作業の安全に十分に気を使う必要があります。所定の技術が習得できたかどうか、修了試験を兼ねた技能照査を実施します。
また、訓練生への技能・技術指導や若年者を対象とする場合の生活指導、求職者に対する就職活動の支援の他に、事業主や業界などのニーズ及び技術動向の把握、事業主などに対する能力開発に関する相談援助などの業務があります。
専門的な技能・技術を活かし、技能検定や技能五輪などの各種の大会で検定員や審査委員・競技委員を務めることもあります。
よく使う道具、機材、情報技術等
文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 受講生に対して職業能力の技術習得の指導をする。(実施率 98%)
- 訓練中、訓練生の技能習得度、知識の理解度などを把握しながら適切な指示を与える。(実施率 98%)
- 安全のため、訓練中の訓練生の作業を見守る。(実施率 98%)
- 訓練に使用する機械の調整や安全の確認をする。(実施率 96%)
- 最新の技術を習得する。(実施率 96%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、職業訓練指導員の年収は502.6万円、平均年齢は46歳、月間労働時間は163時間です。
有効求人倍率は1.45で、求人賃金(月額)は24.6万円となっています。
未経験から職業訓練指導員になるには?
職業訓練指導員になるためには、各都道府県に対して職業訓練指導員免許交付の申請を行い、免許を取得する必要があります。申請の要件としては、①職業能力開発総合大学校の指導員養成課程を修了する、②職業能力開発促進法に基づく技能検定に合格したのち、所定の講習の修了または試験に合格する、③大学等卒業後、実務経験を積み、所定の講習の修了または試験に合格する、④所定の免許職種に関する高等学校普通教育免許を取得する、等があります。
募集・採用は、公共職業能力開発施設の場合は、各都道府県や(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が行います。事業主団体や職業訓練法人が設置している認定職業訓練施設の場合は、関係事業所等の従業員の中から有資格者を選ぶこともあります。
職業訓練指導員には、担当する分野の技能・技術・知識とともに、指導者として、訓練生に対する理解ときめ細かな配慮が望まれます。担当する教科により、講義や実技指導での立ち時間が多く、一定の体力も必要です。さらに、各専門分野で高度な知識を常に得ようとする研究心も求められます。
関連する資格
- 職業訓練指導員免許