建築物の冷暖房装置のダクトや給排水装置の配管などに断熱材をとりつける。
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LINEで無料相談する保温工事とはどんな仕事?
オフィスビルやマンションの冷暖房換気設備、給排水衛生設備、ビル群にエネルギーを供給する地域冷暖房の配管網、工場や発電所における高温の蒸気装置、低温の天然ガスや石油液化ガスの配管、半導体工場のクリーンルームに清浄な空気を送るダクトなどには、必ず保温・保冷工事が施されます。この工事を行うのが仕事です。
施工分野は、大別すると建築設備の保温・保冷工事とプラント設備の保温・保冷工事に分けることができます。保温・保冷工事は、熱の損失を防ぐ省エネルギー対策として重要な意味をもっています。保温・保冷工事には、人造鉱物繊維保温材、無機多孔質保温材、発泡プラスチック保温材の3種類の保温材が使用され、板状の保温板、フレキシブルなフェルト、保温帯、ブランケット、パイプの外径に合わせた保温筒として用いられます。
工事対象物の温度(高温・低温)、形状(装置、タンク、パイプ)、目的(耐火・保温・火傷防止・保冷・防露)に合わせて保温材をのこぎり、パン切りナイフ、カッターナイフ、電気こてなどで所定の厚さに裁断加工し、鋲(びょう)、ボルト・ナット、針金、金属性バンド、金網などの補助材を使って取り付けます。保冷・防露工事では、周囲に空気が流れ込んで結露しないように、保温材の外側をフィルムやシート、防水紙などで覆います。
居住部分の人目につく箇所の仕上げには、美観が要求されるため、綿布のテープなどをらせん状に巻いたり、カラー鉄板などの金属板を使って仕上げます。
よく使う道具、機材、情報技術等
蒸気装置、ダクト、鋲(びょう)、ボルト、ナット、針金、金属性バンド、金網、フィルム、シート、防水紙、テープ、カラー鉄板、金属板、工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、保温工事の年収は466.9万円、平均年齢は41.6歳、月間労働時間は168時間です。
有効求人倍率は8.19で、求人賃金(月額)は27.6万円となっています。
未経験から保温工事になるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後、見習の経験等によって技能を習得します。
関連する資格として、厚生労働省の定める技能検定の「熱絶縁施工技能士」があります。大規模な工事現場では、技能士の常駐を義務付けられていることが多く、職長には技能士の資格が必須の条件となっています。
保温・保冷工事の基礎となる伝熱の基礎、機工具の取り扱い、設備図面の読み方などの知識が必要となります。
足場や作業車の上で作業を行うことが多いため、一定の体力が必要です。作業は、ほとんどがハサミ、ナイフ、のこぎりなど手工具を使用する手作業であるため、手先が器用であることも重要となります。
関連する資格
- 1級熱絶縁施工技能士
- 2級熱絶縁施工技能士