マンション管理会社が管理するマンションの担当者として、管理組合運営の支援、建物や設備の維持・管理などを行う。
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LINEで無料相談するマンション管理フロントとはどんな仕事?
マンション管理会社が管理するマンションの担当者として、管理組合運営の支援、建物や設備の維持・管理などを行います。通称「フロント」といいます。
管理会社が管理受託しているマンションに対する管理会社側の接点、つまり先端・前面との意味から「フロント」と呼ばれます。1人で15程度のマンションを担当していることが多い。ここでは、以下、フロントといいます。
フロントの仕事は、「管理会社と管理組合との間のマンション管理委託契約に基づく管理組合業務支援」です。具体的には、①理事会の開催・運営支援(資料等作成、議事助言など)、②総会の開催・運営支援(事業計画案素案・総会議事録案の作成、議事助言など)、③管理組合の経理事務支援(管理費等の出納、口座・帳簿管理、契約締結支援、収支予算案・決算案素案の作成など)、④マンションの維持・修繕に関する企画・実施(長期修繕計画案の作成、建物・設備の点検・調査・診断や修繕の提案、発注補助など)がメイン業務です。マンション管理のプロとしてマンションをソフト・ハードの両面で維持・管理する仕事です。
業務を的確に実施するため、担当マンションの定期巡回、マンション管理員の指導、管理組合への助言、関係者との折衝、居住者からの問合せ対応なども行います。
実際にどんな作業をするの?
厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。
- 建物や駐車場、鍵などを管理する。(実施率 95%)
- 修繕・保守点検等を第三者に行わせる場合、発注を補助するとともに、実施について確認する。(実施率 91%)
- 居住者等の名簿を整備する。(実施率 91%)
- 担当マンションを定期的に巡回する。(実施率 91%)
- 建物・設備の劣化状況等の把握調査・診断を実施する。(実施率 88%)
賃金・労働条件はどうなの?
厚生労働省の統計データによると、マンション管理フロントの年収は528.7万円、平均年齢は44歳、月間労働時間は155時間です。
有効求人倍率は0.83で、求人賃金(月額)は22万円となっています。
未経験からマンション管理フロントになるには?
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。
入職経路は、マンション管理業界以外からの転職がほぼ半数で、新卒採用、マンション管理業界他社からの転職と続きます。
求人方法は、ハローワークを通じて人材を確保している企業が大半で、新聞・雑誌・インターネット等を通じた求人や人材紹介業者の利用を併用している企業も多い。
一人前のフロントとして独り立ちできるまでの期間に業界としての統一基準はありません。一般的には、3~4年でフロントとして必要な知識、経験は身につくと言われています。また、管理会社は事務所ごとに管理業務主任者を設置することが法律により義務付けられているため、入職後、国家資格である「管理業務主任者」の資格を取得することが求められます。職務上必要な能力の習得は、日常の業務や上司・先輩を通じて実務を身につけるOJTと、社内外の研修受講と自学のOFF-JT、の二本柱となります。
さまざまな局面で、管理組合などから助言や見解を求められるため、「区分所有法」、「マンション管理適正化法」など関係法令や管理規約の解釈、建物や設備の補修、改良、改修に関する情報など、常日頃からマンションに関する広汎な情報収集、知識、経験の集積が必要です。一方、より専門的な内容については、管理会社の技術部門や法務部門などの専門部署と連携して対応することになります。コミュニケーション力、コンプライアンス意識、ホスピタリティ精神を発揮して、所属する管理会社、管理組合、マンションが立地するコミュニティ、さらにはマンション管理員や清掃員、工事会社などマンション管理に携わるさまざまな分野の人々のコーディネーター役を果たしていくことが求められます。
なお、関連資格として、国家資格の「マンション管理士」があります。管理業務主任者は管理会社の社員として管理委託契約事項の実施に当たるが、マンション管理士は一般的にはマンション管理の専門知識を有しない住民が構成する管理組合に対して組織運営や会計処理といった事柄についてアドバイスを行う、いわば管理組合の顧問であり位置づけが異なります。
関連する資格
- 管理業務主任者
- マンション管理士