ホーム / コラム / しごと図鑑 / デバッグ作業
SHIGOTO COLUMN

デバッグ作業とはどんな仕事?未経験から就くには?

📚 技術・エンジニア

ソフトウェアの誤り(バグ)を見つけ修正する。

中卒・高卒・第二新卒の転職相談、無料で受付中

LINEで無料相談する

デバッグ作業とはどんな仕事?

コンピュータのソフトウェアの誤り(バグ)を見つけ修正します。

仕事には幅があり、バグを見つけることだけを行う人もいれば、バグの原因を検討し、見つかったバグの修正まで行う人もいます。コンピュータ・ゲーム開発では、ゲームテスターとしてもっぱらバグを見つけ、修正までは行わないことが多い。仕事の流れとしては、ソフトウェアの確認方針を決定し、確認項目一覧を作成し、所要日数や所要人数を検討してチームを作り、手分けして、確認を行います。バグは想定外のところにもあるので、人海戦術でしらみつぶしに確認します。

コンピュータのソフトウェアを開発する場合、基本設計、詳細設計に沿ってプログラミングが行われるが、ソフトウェアができるとこの設計のとおり稼働しているか確認し、デバッグ(バグの修正)が行われます。大規模なソフトウェアの場合、出来上がった部分から確認を行い(単体テスト)、デバッグを行います。出来上がった部分を接続しまとめていくが、この段階でも動作確認(結合テスト)、デバッグが行われます。全体が完成すると全体を通しての動作確認(総合テスト)、デバッグを行います。大規模かつ複雑で、新規に開発された部分が大きいソフトウェアの場合、バグを見つけ修正、そして検証を繰り返し、これに何か月も何年も要することがあります。最初に述べたように、バグを見つけることだけを行う場合と、バグの原因を検討し、修正まで行う場合があります。バグの発見だけを行う場合は、このような条件でこのような誤った動きになるとレポートとしてまとめ、ソフトウェア作成者に連絡します。

開発から独立した第三者の立場で、正常に動くか、問題が発生しないか等々、テストを繰り返し、ソフトウェアの品質保証をすることをQA(Quality Assurance)といい、この部分をもっぱら行う場合、QAテスター、QAエンジニアと呼ばれます。

現在では既に多くのソフトウェアが稼働しており、オペレーティングシステム(OS)のアップデートに対応するために、既存のソフトウェアの修正が必要になったり、より良いシステムにするために、ソフトウェアを修正する必要が生じたりします。また、ソフトウェアが関係する機器が新しくなり、そのためにソフトウェアの修正が必要になる場合もあります。この場合でもソフトウェアの修正で新たにバグが生じていないか、確認が必要となり、デバッグが行われます。最近では様々な機器にコンピュータが組み込まれ、機器の制御がソフトウェアで行われているが、見つかったバグを修正するため機器のハードウェアまで手直しする人もいます。

コンピュータ・ゲームの誤りを見つけることだけを行っている場合、ゲームテスター等と呼ばれます。最近のコンピュータ・ゲームはスマートフォン用が多いが、パーソナル・コンピュータ、ゲーム専用機のゲームもあります。最近のコンピュータ・ゲームは複雑になり、開発の後半はもっぱら、ゲームの展開やタイミングの調整と、動作確認、デバッグであり、この部分に半年から年単位でかかる場合もあります。スマートフォンは多くの機種が発売されていることから、一般に利用されている機種全てで、問題がないか確認する必要がある(iPhone、Android、合わせて数十機種となる)。最近のコンピュータ・ゲームのデバッグは大がかりな作業であり、数十名、数百名がチームで行います。コンピュータ・ゲームのデバッグはゲームが好きな若者にとっては願ってもない仕事であり、高校生、大学生がアルバイトとして参加していることも多い。この場合、発売前にゲーム内容が漏れることが無いよう、守秘義務の厳守が徹底されます。

よく使う道具、機材、情報技術等

パーソナル・コンピュータ、スマートフォン(様々な機種)、ワープロソフト(Word等)、表計算ソフト(Excel等)、プログラミング言語(Java、C++、Visual Basic等)、ソフトウェア開発環境

実際にどんな作業をするの?

厚生労働省「job tag」のアンケートをもとに、実際にこの仕事をしている人が「やっている」と答えた作業を実施率の高い順に紹介します。

  • 全体を通して(総合テスト)のデバッグを行う。(実施率 96%)
  • デバッグの所要日数、所要人数を検討する。(実施率 94%)
  • 出来上がった部分をまとめ(結合テスト)、その段階でのデバッグを行う。(実施率 94%)
  • 確認内容一覧を作成する。(実施率 93%)
  • 見つかったバグを一覧表の形でまとめ、開発担当者に連絡する。(実施率 93%)

賃金・労働条件はどうなの?

厚生労働省の統計データによると、デバッグ作業の年収は578.5万円、平均年齢は37.1歳、月間労働時間は159時間です。

有効求人倍率は4.73で、求人賃金(月額)は33万円となっています。

未経験からデバッグ作業になるには?

入職にあたって必要とされる特定の学歴や資格はないが、ソフトウェア開発でのデバッグでは、それまでシステム開発等を行ってきたベテランが行うことが多い。バグの原因は様々なので、いろいろなシステム開発を経験し、いろいろな状況をイメージできる中高年が行うことが多く、シニアも活躍しています。

一方でコンピュータ・ゲームの場合、ゲームが好きな高校生、大学生がテストセンター(ゲームのデバッグを専門に行う施設)に集められ、ゲームを行い、バグをみつけていきます。このような中から正社員として、テストを行う会社やゲーム開発会社に就職するのも、一つの典型的なルートとなっています。会社に就職し正社員になると、テストを行うチームをまとめる役割を担うことになります。

バグの修正まで自分で行う場合は、プログラミング言語、オペレーティングシステム等の知識も必要となります。ハードウェアの手直しまで行うのであれば、ハードウェアの知識も必要となります。コンピュータ・ゲームのテストであれば、長年、様々なコンピュータ・ゲームをしてきた経験がバグの発見に役立つ。

最近のコンピュータ・ゲームは海外でも販売されており、様々な言語で開発されます。このため英語、中国語等に堪能な人が求められることもあります。文化や法律の違いも意識する必要があり、発売予定の現地で採用される人もいます。

バグによるシステムのトラブルを避けるため、細かな作業を繰り返し、繰り返し、丹念に行う根気強さが求められます。顧客のシステムであったり、発売前のゲームであったりと機密性の高い情報に接することから、守秘義務を遵守することも必要です。デバッグはチームで行い、開発担当者との連携が必要なこともあるため、コミュニケーション能力も求められます。

転職のこと、一人で悩まないで。

学歴・職歴不問。まずは話すだけでOK。無料で相談できます。

LINEで無料相談する