デバッグ作業

デバック技術員デバック作業員QA(Quality Assurance)テスターQAエンジニアゲームテスター
学歴不問正社員が中心

ソフトウェアの誤り(バグ)を見つけ修正する。

就業者数
389,760
賃金(年収)
578.5万円
年齢
37.1
労働時間
159h/月
求人賃金(月額)
33万円
有効求人倍率
4.73
WHAT

どんな仕事?

コンピュータのソフトウェアの誤り(バグ)を見つけ修正する。

仕事には幅があり、バグを見つけることだけを行う人もいれば、バグの原因を検討し、見つかったバグの修正まで行う人もいる。コンピュータ・ゲーム開発では、ゲームテスターとしてもっぱらバグを見つけ、修正までは行わないことが多い。仕事の流れとしては、ソフトウェアの確認方針を決定し、確認項目一覧を作成し、所要日数や所要人数を検討してチームを作り、手分けして、確認を行う。バグは想定外のところにもあるので、人海戦術でしらみつぶしに確認する。

コンピュータのソフトウェアを開発する場合、基本設計、詳細設計に沿ってプログラミングが行われるが、ソフトウェアができるとこの設計のとおり稼働しているか確認し、デバッグ(バグの修正)が行われる。大規模なソフトウェアの場合、出来上がった部分から確認を行い(単体テスト)、デバッグを行う。出来上がった部分を接続しまとめていくが、この段階でも動作確認(結合テスト)、デバッグが行われる。全体が完成すると全体を通しての動作確認(総合テスト)、デバッグを行う。大規模かつ複雑で、新規に開発された部分が大きいソフトウェアの場合、バグを見つけ修正、そして検証を繰り返し、これに何か月も何年も要することがある。最初に述べたように、バグを見つけることだけを行う場合と、バグの原因を検討し、修正まで行う場合がある。バグの発見だけを行う場合は、このような条件でこのような誤った動きになるとレポートとしてまとめ、ソフトウェア作成者に連絡する。

開発から独立した第三者の立場で、正常に動くか、問題が発生しないか等々、テストを繰り返し、ソフトウェアの品質保証をすることをQA(Quality Assurance)といい、この部分をもっぱら行う場合、QAテスター、QAエンジニアと呼ばれる。

現在では既に多くのソフトウェアが稼働しており、オペレーティングシステム(OS)のアップデートに対応するために、既存のソフトウェアの修正が必要になったり、より良いシステムにするために、ソフトウェアを修正する必要が生じたりする。また、ソフトウェアが関係する機器が新しくなり、そのためにソフトウェアの修正が必要になる場合もある。この場合でもソフトウェアの修正で新たにバグが生じていないか、確認が必要となり、デバッグが行われる。最近では様々な機器にコンピュータが組み込まれ、機器の制御がソフトウェアで行われているが、見つかったバグを修正するため機器のハードウェアまで手直しする人もいる。

コンピュータ・ゲームの誤りを見つけることだけを行っている場合、ゲームテスター等と呼ばれる。最近のコンピュータ・ゲームはスマートフォン用が多いが、パーソナル・コンピュータ、ゲーム専用機のゲームもある。最近のコンピュータ・ゲームは複雑になり、開発の後半はもっぱら、ゲームの展開やタイミングの調整と、動作確認、デバッグであり、この部分に半年から年単位でかかる場合もある。スマートフォンは多くの機種が発売されていることから、一般に利用されている機種全てで、問題がないか確認する必要がある(iPhone、Android、合わせて数十機種となる)。最近のコンピュータ・ゲームのデバッグは大がかりな作業であり、数十名、数百名がチームで行う。コンピュータ・ゲームのデバッグはゲームが好きな若者にとっては願ってもない仕事であり、高校生、大学生がアルバイトとして参加していることも多い。この場合、発売前にゲーム内容が漏れることが無いよう、守秘義務の厳守が徹底される。

よく使う道具、機材、情報技術等

パーソナル・コンピュータ、スマートフォン(様々な機種)、ワープロソフト(Word等)、表計算ソフト(Excel等)、プログラミング言語(Java、C++、Visual Basic等)、ソフトウェア開発環境

TASK

タスク(仕事に含まれるこまかな作業)

この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。

全体を通して(総合テスト)のデバッグを行う。
実施率 96.3%
重要度 3.63
デバッグの所要日数、所要人数を検討する。
実施率 94.4%
重要度 3.33
出来上がった部分をまとめ(結合テスト)、その段階でのデバッグを行う。
実施率 94.4%
重要度 3.23
確認内容一覧を作成する。
実施率 92.6%
重要度 3.40
見つかったバグを一覧表の形でまとめ、開発担当者に連絡する。
実施率 92.6%
重要度 3.70
デバッグの方針を検討する。
実施率 90.7%
重要度 3.16
開発の途中で(単体テスト)、出来上がった部分からデバッグを行う。
実施率 90.7%
重要度 3.08
バグの原因を検討する。
実施率 90.7%
重要度 3.14

全16タスク中 上位8件を表示

PROFILE

しごと能力プロフィール

興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。

興味(RIASEC 6タイプ)

スキル ― 上位項目

39項目中
読解力
文章力
クオリティチェック
説明力
傾聴力
指導

知識 ― 上位項目

33項目中
コンピュータと電子工学
事務処理
通信技術
日本語の語彙・文法
コミュニケーションとメディア
設計

仕事の性質 ― 上位項目

39項目中
座り作業
空調のきいた屋内作業
厳密さ、正確さ
他者とのかかわり
同一作業の反復
グループやチームでの仕事

アビリティ ― 上位項目

35項目中
トラブルの察知
記述表現
記述理解
発話表現
発話理解
選択的注意(集中する力)
HOW TO

就くには

入職にあたって必要とされる特定の学歴や資格はないが、ソフトウェア開発でのデバッグでは、それまでシステム開発等を行ってきたベテランが行うことが多い。バグの原因は様々なので、いろいろなシステム開発を経験し、いろいろな状況をイメージできる中高年が行うことが多く、シニアも活躍している。

一方でコンピュータ・ゲームの場合、ゲームが好きな高校生、大学生がテストセンター(ゲームのデバッグを専門に行う施設)に集められ、ゲームを行い、バグをみつけていく。このような中から正社員として、テストを行う会社やゲーム開発会社に就職するのも、一つの典型的なルートとなっている。会社に就職し正社員になると、テストを行うチームをまとめる役割を担うことになる。

バグの修正まで自分で行う場合は、プログラミング言語、オペレーティングシステム等の知識も必要となる。ハードウェアの手直しまで行うのであれば、ハードウェアの知識も必要となる。コンピュータ・ゲームのテストであれば、長年、様々なコンピュータ・ゲームをしてきた経験がバグの発見に役立つ。

最近のコンピュータ・ゲームは海外でも販売されており、様々な言語で開発される。このため英語、中国語等に堪能な人が求められることもある。文化や法律の違いも意識する必要があり、発売予定の現地で採用される人もいる。

バグによるシステムのトラブルを避けるため、細かな作業を繰り返し、繰り返し、丹念に行う根気強さが求められる。顧客のシステムであったり、発売前のゲームであったりと機密性の高い情報に接することから、守秘義務を遵守することも必要である。デバッグはチームで行い、開発担当者との連携が必要なこともあるため、コミュニケーション能力も求められる。

学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)

わからない
38.8%
大卒
34.7%
専門学校卒
24.5%
高卒
14.3%
短大卒
8.2%
高専卒
6.1%
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
6.1%
高卒未満
2.0%
特に必要ない
40.8%
わからない
30.6%
1ヶ月以下
14.3%
1ヶ月超~6ヶ月以下
12.2%
1年超~2年以下
2.0%
特に必要ない
46.9%
わからない
32.7%
1ヶ月以下
10.2%
1ヶ月超~6ヶ月以下
4.1%
1年超~2年以下
2.0%
3年超~5年以下
2.0%
10年超
2.0%
1ヶ月超~6ヶ月以下
34.7%
わからない
28.6%
必要でない(未経験でも即戦力となる)
10.2%
6ヶ月超~1年以下
10.2%
1ヶ月以下
6.1%
2年超~3年以下
6.1%
1年超~2年以下
4.1%

関連団体

FORM

一般的な就業形態

正規の職員、従業員
65.3%
アルバイト(学生以外)
32.7%
契約社員、期間従業員
22.4%
派遣社員
20.4%
自営、フリーランス
10.2%
パートタイマー
8.2%
経営層(役員等)
2.0%
アルバイト(学生)
2.0%
わからない
2.0%

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