WHAT どんな仕事?
豆腐店やメーカーの工場で、豆腐、油揚げ、生揚げ(厚揚げ)などを作る。
豆腐を作るには、原料の大豆を前日にきれいに洗い、8~20時間ほど水につけておく。翌朝、水を吸って2~3倍の大きさになった大豆を、水を加えながら豆摺機(グラインダー)で摺り、ペースト状の生呉(なまご)にする。この生呉を十分煮込み、絞り機で豆乳とおからに分ける。
次に、豆乳の濃度と温度で凝固剤の「にがり」の量を判断して加え、機械か手作業で攪拌する。特に「絹ごし」の場合、攪拌は細心の注意が求められ、豆腐の出来栄えを大きく左右する。「木綿」では固めてから15分ほど熟成させた寄せ豆腐を、穴のあいた型箱に盛り込み、20~30kgの重石をのせて30分ほどプレスする。
最後に成形された豆腐を、冷水を張った水槽に移し、1丁ずつに切り分けて冷やす。
油揚げは、豆腐とは異なる工程で煮込みを行い、生地を作る。油揚げ生地は、薄く切ってスダレに並べてプレスし、1時間ほどかけて完全に水切りをした後、低温の油槽に入れて生地を十分にふくらませ、それを高温の油槽に移してカリッときつね色に揚げる。生揚げの場合は、豆腐の水分を十分に切った生地を200℃の高温で一気に1回で揚げる。
できあがった豆腐や油揚げ、生揚げなどは包装するなどして店頭で販売するか、卸し先に配達する。
よく使う道具、機材、情報技術等
豆摺機(グラインダー)、絞り機
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
衛生に注意して機械設備を点検し、作業所内の洗浄と消毒をする。
重要度 3.70
熟成させた豆腐を成形するため、穴のあいた割箱(または型箱)に盛り込み、重しをのせてプレスする。
重要度 3.50
出来上がった商品を小売店に卸したり、自分の店舗で販売する。
重要度 3.29
選別した大豆を洗浄し、水に漬ける。
重要度 3.22
煮込んだ呉汁を豆乳とおからに分けるため、絞り機にかける。
重要度 3.30
凝固材のにがりを、豆乳の濃度と温度から判断して加え、手作業または機械で攪拌する。
重要度 3.59
攪拌後、凝固材を加えた豆乳を静置し、熟成させる。
重要度 3.33
成形された豆腐を、冷水を張った水槽に移し、専用の包丁で1丁ずつに切り分ける。
重要度 3.22
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。特殊な技術を必要とするので、豆腐店で見習から始めて技術を習得し独立するか、家業を継ぐのが一般的である。
一通りの作業ができるまでに1~2年、季節による気温・水温の差に合わせた製造方法を体得し、店独自の「味」を維持するためのコツや勘を習得するには、4~5年の経験が必要となる。
独立・開業するには、店舗と製造設備、保管・販売設備などを揃えることが最低限必要になる。また、「食品衛生責任者」の資格の取得なども必要である。
また、力仕事が多いので、体力が求められる。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
食品衛生責任者
関連団体