WHAT どんな仕事?
海を巡視船や航空機を使って監視し、治安と安全の維持につとめ、環境保全の活動等を行う。
海上保安官の主要な業務は、「警備救難業務」、「海洋情報業務」、「海上交通業務」の3つに分かれる。
「警備救難業務」では、密輸・密航・密漁など海上犯罪の取締り、遭難した人や船の捜索救助、船舶火災の消火活動を行うほか、東京湾のような船舶交通が活発な海域では、交通指導や取締りを行う。国境の海域周辺を警備し、不審船への対応や海洋汚染の監視を行う。
「海洋情報業務」では、海の水深、海底地形、潮の流れなどについて測量船を使って調査し、海図を作成する。調査から得た情報や航路障害物の情報など安全な航海に必要な情報を、無線で船舶に提供するなどしている。
「海上交通業務」では、海の道しるべである灯台などの建設や保守を行ったり、人工衛星からの電波を使って夜や霧の中でも船舶の位置が分かるシステムを運用して、海上交通の安全を確保している。
また、本人の希望と適性に応じて、潜水士や特殊救難隊員、国際捜査官など様々な仕事に就くことができる。
よく使う道具、機材、情報技術等
巡視船、航空機、測量船、無線機、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、 安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
海上交通の交通指導や取締りをする。
重要度 3.46
海上保安庁の広報や、保安官の募集を行う。
重要度 3.28
海岸の巡視や航空機による空からの巡視をして密航を取り締まる。
重要度 4.13
海難事故発生の連絡を受け、現場に急行して乗組員や船の捜索救助を行う。
重要度 4.71
巡視船に乗船して担当する海域を巡航し、領海・経済水域の警備や密輸、密漁の取り締まりをする。
重要度 4.43
灯台の照明装置の操作と維持管理、霧笛、航路標識の保守点検をする。
重要度 3.83
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
海上保安官になるためには、海上保安大学校か海上保安学校の学生採用試験に合格し、卒業する必要がある。海上保安大学校(本科4年とそれに続く専攻科6カ月)を卒業すると、更に3カ月間の研修(研修科国際業務課程)の後、全国各地の巡視船艇等に配属され、主任航海士等として2~3年乗り組み陸上勤務と海上勤務を繰り返しながら幹部職員としてキャリアを積む。
海上保安学校(1年又は2年)を卒業すると警備救難、海洋情報、海上交通等のエキスパートとして活躍する。
また、海上保安大学校・海上保安学校において船を操縦できる資格を取得する。
海技免状、無線従事者免状、航空従事者免許、航空整備士免許の有資格者を対象とした採用試験も行っており、試験合格後、海上保安学校門司分校において必要な研修を受けた後、海上保安官となる道もある。
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
関連資格
潜水士一等航空整備士二等航空整備士航空従事者免許
関連団体