どんな仕事?
競走馬の調教や飼養管理を行い、出走体制の整った馬を競走に出走させる。
ここでは、中央競馬の厩舎スタッフ「持乗調教助手」について述べる。
朝、まず担当する馬が休息する部屋(以下「馬房(ばぼう)」という)へ行き、馬の体に異常がないかなど、足元の確認や体温を測るなど馬の健康状態をチェックする。その後、馬房に敷き詰められているわらから馬糞を取り除き、濡れた敷料を馬房から屋外に出して乾燥させるなどの馬房清掃を行う。馬房清掃後には、タオル・ブラシ等を用いて毛並みを整え、調教用の鞍を装着する。調教の準備が整えば、競走馬を馬房から引き出し、自らが騎乗して準備運動を行い、調教師の指示による調教馬場において担当馬の調教を行う。
調教終了後には、クーリングダウンを目的に馬の呼吸を整えるための運動を行う。
クーリングダウンが終われば、調教鞍を脱鞍し、水を与えた後、馬体及び足元の手入れを行う。手入れが終われば馬房に戻して飼料(エサ)を与えて馬を休息させる。(原則、2頭担当馬制となっている。)
午後は、馬の歩様確認とケガ防止のための作業(足の冷却、電気治療等)や馬房清掃・飼料(エサ)付等を行い、担当馬の健康状態を調教師に報告して、1日の作業が終了する。
厩舎スタッフには、上記に記載した「持乗調教助手」のほかに、担当馬を有しない調教騎乗専門職の「攻馬専業調教助手」と自らは調教騎乗を行わず、担当馬の飼養管理及び調教補佐業務を行う「厩務員職」がある。
よく使う道具、機材、情報技術等
馬用ブラシ、調教鞍、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)