WHAT どんな仕事?
森林を維持管理しながら、育成した樹木を伐採して木材資源を生産する。
林業作業の仕事には、植林がしやすいように整地をする「地ごしらえ」、苗木を植えていく「植林」、苗木の周辺に生えた雑草を刈り払う「下刈り」、節のない木材を生産するために枝を切り落とす「枝打ち」、全体に十分な光と養分がいきわたるように木の本数を減らす「間伐」、最終的に残った大きな木を伐採して収穫する「主伐(しゅばつ)」がある。
作業は、チェーンソーでの伐採や刈払機、枝払いから一定の長さにそろえて切る測尺(そくじゃく)・玉切り(たまぎり)や集積作業までを一貫して行うハーベスタやプロセッサ、集材専用車両のフォワーダなどの大型森林機械の操作、更にはフォークリフト、クレーンなどの操縦により行う。伐採した木材の運搬や、運搬のための林道建設も仕事に含まれる。自然を対象にする仕事なので、季節によって仕事内容も大きく変わる。
自然に囲まれた環境で仕事ができることや、時間の経過とともに植林した樹木の成長がはっきり目で見えることにやりがいを感じる人が多い。
よく使う道具、機材、情報技術等
大型森林機械(ハーベスタ、プロセッサ、フォワーダ(集材専用車両)等)、フォークリフト、クレーン、刈払機、普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)、工具(のこぎり等の手動工具、チェーンソー、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)
TASK タスク(仕事に含まれるこまかな作業)
この仕事をしている人が「実際に行っている」と答えた割合(実施率)順。重要度は5点満点中の平均評価。
機械などを用いて、指示された立木を切り倒す。
重要度 3.26
伐採した木の枝払いや皮はぎを行い運搬する丸太にする。
重要度 2.97
山などに森林を育成するため、苗木を植えられるように整地をする。
重要度 3.13
植林した植物が苗木から成育樹になるまで見回りをする。
重要度 3.26
PROFILE しごと能力プロフィール
興味・仕事価値観・スキル・知識・仕事の性質・アビリティの6領域で仕事の特徴を表す、job tag独自の数値プロフィール。
HOW TO 就くには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、森林組合や林業会社等の林業事業体に就職するのが一般的である。公的補助を受けて関連団体が実施する林業の担い手を育成するための公的就職支援事業(「緑の雇用」など)を経由して入職する人もいる。
チェーンソーや刈払機を使用する仕事をする場合には、安全衛生のため公的機関などが実施している講習を受ける。林道建設に役立つ測量士や、ハーベスタなど大型林業機械の取扱い資格、労働安全関連の資格があれば就職には有利となる。
林業従事者数は長期的に減少傾向で推移しており令和2年(2020年)には約44,000人となっている。
林業作業の仕事に新たに就く人は年間で概ね3,000人前後で推移し、直近では3,333人となっている。(2023年時点*1)。約半数が50歳以上で占められていて、様々な職業を経て30代、40代で初めて林業作業の職に就く人もいる。自然が好きで林業をやりたいという気持ちがあれば、学歴や職歴、年齢などの制限は比較的少ない職種といえる。
育林・伐採・運搬など、林業の業務は班単位で作業を行うため、協調性が求められる。
*1 林野庁 林業労働力の動向
学歴(この仕事に就いている人の最終学歴の内訳)
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)
2.4%
関連資格
測量士1級林業技能士2級林業技能士3級林業技能士
関連団体